なぜ妻は「手伝う」と怒るのか: 妻と夫の溝を埋める54のヒント (971) (平凡社新書 971)

著者 :
  • 平凡社
3.60
  • (3)
  • (6)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 67
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582859713

作品紹介・あらすじ

2020年のコロナ禍で在宅ワークが増える中、頻発する家事に関する夫婦のトラブル・すれ違いの原因を探り、解決のための考え方や家事分担を成功させている事例を紹介する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • “いざとなったら、断れる立場で家事や育児を引き受けている夫と、最後は逃げられないと思っている妻。”(p.58)

    ↑これに尽きる。当事者意識と責任感。

  • めちゃくちゃ勉強になった。

    お疲れ様は確か英語では上手く訳せなかった気がする。日本語独特の他者境界線とかもろもろ曖昧な言語の問題もなんとなくある気がした。

     
     「ちょっと待って」ででも、英語だとwait a minuteとか時間が提示されるような気がするし、大抵その後会話がアイI始まりで来るからより具体的になりやすい言語なのかも。
     「夕食どうする?」も英語だと、何食べたい?what do you wanna eat tonight?になる気がするし、感じというかニュアンスが違いすぎる。
     what's for dinner?は具合悪い寝込み時に聞くのはさすがにDVみ強くて意味不明だし。

    手伝うよだって、英訳しようとすればI'll do that. I'll take care of it.的な私自主的にするよ、になるような。話し手の意識の問題かもだけど。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

佐光 紀子:1961年東京都生まれ。国際基督教大学卒業。繊維メーカーや証券会社で翻訳や調査に従事後、フリーの翻訳者となる。ある本の翻訳をきっかけに、重曹や酢などの自然素材を使った家事に関する研究を始める。2002年に『キッチンの材料でおそうじする ナチュラルクリーニング』(ブロンズ新社)を出版後、掃除講座や執筆活動を展開。16年、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士前期課程修了(修士号取得)。著書に、『もう「女の家事」はやめなさい―「飯炊き女」返上が家族を救う』(さくら舎)、『家事のワンオペ脱出術』(エクスナレッジ)、『家事は8割捨てていい』(宝島社)、『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』(光文社新書)など多数。

「2021年 『なぜ妻は「手伝う」と怒るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐光紀子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×