- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784583113852
作品紹介・あらすじ
野球はお笑いに似ていて、お笑いは野球に通じている
1人のお笑い芸人を形成した
異なる2つの世界の魔訶不思議な関係性とは?
野球とお笑いを巧みに融合させた、
これぞ塙ワールドの真骨頂とも言える
画期的な野球本がここに誕生!
感想・レビュー・書評
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空白の一日とか言ってズルして江川を獲得しようとしても、FAやトレードで他球団の中心選手を集めまくっても、ジャイアンツが行う事ならば何でも許す。
ナイツの塙さんは、ジャイアンツ一筋でいられて羨ましい。
私は原が監督になってからジャイアンツの勝ち負けは気にならなくなった。
勝っても嬉しくないし、負けても悔しくない。
特に応援するチームもないが、若手の活躍する場が目立つチームは活気を感じて何となく応援して観ている。
塙さんが勝手に選ぶ各チームのベスト9が味わい深くて面白かった。
現役の選手も多く選んでいるし、王・長嶋など自分が観ていない(昔の)選手は選んでいない。
13チーム目として近鉄も加えたりして。
実際にこれらのチームが戦ったら面白そうというメンバーになっている。
駒田なんか、巨人とDeNAの両方で選ばれちゃっているからたいへんだ。
同じマセキ芸能社ということで、ヤクルトファンの出川哲郎と野球談義している。
飲み屋で酔っぱらったオヤジ同士の会話で楽しそう。
出川とナイツ、同じ会社なんだと思って調べたら、いとうあさこ、ウッチャンナンチャンも同じだった。
お笑いと日本のプロ野球が好きで、芸人や選手をたくさん知っている人なら楽しめる内容です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【ナイツが好きな人も、野球が好きな人にもオススメの一冊】
僕はどちらも好きなので、とても楽しい時間を過ごせました。
ナイツ塙が、野球と漫才を絡め自分が思うことを、徒然なるままに書き綴った一冊。2章、4章、5章では、話し相手である「長谷川晶一」が読者がもう少し聞いてみたいと思うことを、上手に聞き出してくれる。
漫才のネタを知らなくても、野球好きなら間違いなく笑える。
こちらもオススメ
「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書)」
こちらは、学問。漫才学。と言えばいいのか。こんな視点で漫才を見たことがなかったので、興味深く読みすすめることができた。 -
野球好きはもとより、将来に不安を感じたり今現在の自分の在り方について迷っている中高生にもハマりそうな指南書の側面があった(?!)
生まれつきの巨人ファン、と仰る方のお話しや心構えに興味があり、その点について堪能できました。
舞台を見てみたいと思い続けていたけれど、来年こそ絶対足を運ぶ!と思わせてくれる本でもありました。初めて球場のチケットを買った時みたいにきっと行きます。 -
おじさんが社会の中心の日本だから、野球が人気なのね。とまず思ってしまった一冊。
実家の父も大谷さんの活躍楽しんでました。
自分は元ネタがほぼわからないので、読んでもあまりよくわからなかった。 -
構成はあの長谷川晶一さん。ナイツの塙の野球漫才誕生秘話などプロ野球愛に満ちた一冊。
ただのネタでなく本当にプロ野球特にジャイアンツが好きで漫才をやっていることが良く分かる。知識量には驚き。
「話し相手長谷川晶一」に惹かれて読んでみました。 -
面白かったですが、ガス抜きレベルです。
後半のベストナインや芸人図鑑などは
不要でした。 -
とにかく野球好き、そしてその記録をマニア的にって話ですケソ、アウトプットする力がトップ芸人さんともなると圧倒的です。一つずつは耳にしたことがあるトピックだとしても、それをハナシにする、その前後につけるもので、こうも変わるのですね。その知識の深さなんかもその時代を知っている話でも、ニュースとは違うインパクトを持たせてくれます。ラジオ的な話で進み、記録マニア的な選手名鑑的な部分なんかもおまけとして詰め込まれております。球団ごとのベストイレブンなんてのも圧巻の情報量でした。
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吹き出しそうになるのを我慢して、それでもそんな中にも人生訓のような、光る内容に唸りながら読んだ。
「好き」って強い言葉だなあ。確かに野球にしろお笑いにしろ「みなさんに元気になってもらえるように」って言ってやってる人より、「野球が大好きです」「お笑いが大好きです」ってな気持ちが伝わってくる人の方が、なんかグッとくるもんなあ。結果、そういう人から知らず知らずのうちに元気をもらっている。
正義よりも愛、計算よりも情熱、遠慮よりも強引さ。内容は笑っちゃうけど、そんなことを感じた。