プロ野球のセオリー (ベスト新書 367)

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584123676

作品紹介・あらすじ

「経験」×「データ」で見ると野球は10倍おもしろい。たとえば「送りバント」。野球界の「セオリー」として重宝されてきたこの作戦はデータ上非効率的であった。それでも、なくならないのはなぜなのだろうか。旧態依然とした作戦がまかり通っているのか、それともデータで見えない有効性があるのだろうか。「経験者」が語る「バント」とは?「データ」が示すバントとは?たとえば「打順」。2番打者は小技、4番打者はホームランバッター。この「セオリー」は理にかなっているのか。経験者は言う。「2番はイチロー」。アナリストは言う。「2番は中村剛也」-データと経験でみる新説プロ野球。

感想・レビュー・書評

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  • 臨機応変にということですな。

  • 第2章の打順の話はとても興味深かった。
    鳥越氏と仁志氏のやりとりも読みやすく、
    それだけに第3章等はテーマ設定がもう少し違う方向性だったら、
    さらに面白かったのではないかなーという印象。

  • プロ野球の世界で1番打者として活躍した仁志さんも、データを研究している鳥越さんも、2番打者の重要性を主張しているのが興味深い!
    何も考えずに、「セオリーだから」と決めつけてしまうのは良くないということは野球以外にも言えると思う。

  • 2番打者は小技、4番打者はホームランバッターなどのセオリーは本当に理にかなっているのか。バントは愚策かなど、データ(鳥越規央)と経験(仁志敏久)両面から考察していく。この二人が考えたオーダーでは2番打者に最強又は最重要なバッターで打線を組んでいるのが面白い。
    長いペナントレースではデータの重要度が高いが、日本シリーズや国際大会などの短期決戦ではアスリートならではの直感や嗅覚がここ一番の勝負を左右する。個人的にはそんな気がする。

  •  第1章、第2章は面白いけど、第3章の野球人気に関する話は必要なかったと思う。もっと試合に関する話をしてほしかった。

  • バント後の得点率や最強打順の組み方について、セイバーメトリクスによるデータとプロの経験という両面から語られていて面白い。特にセイバーメトリクスは興味深い。ぺナント開幕とWBCが楽しみになった!

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著者プロフィール

横浜DeNAファーム監督

「2021年 『指導力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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