- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584125274
感想・レビュー・書評
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企画展がなくても楽しめるすごい美術館
著作者:藤田令伊
発行者:ベストセラーズ
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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館全体が作品!一度は訪れたい全国60の美術館。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
facecollaboさんいいね有難う御座いました。いいね有難う御座いました。2023/08/25
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全国各地の美術館を著者の独自の視点で紹介してくれている。実際にこのリストの中から行ってみようと思う。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/691775
厳選された60館をジャンル別に写真・データとともに紹介。
大人の美術館鑑賞ガイドブック。
徳島・大塚国際美術館も掲載。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/691775
厳選された60館をジャンル別に写真・データとともに紹介。
大人の美術館鑑賞ガイドブック。
徳島・大塚国際美術館も掲載。 -
混雑した企画展よりも、ゆっくり見られる常設展にも注目してほしいという思いで全国の美術館を紹介したガイドブック。押しつけがましくない解説がバランスのいい秀逸な仕上がりとなっています。
本書を読んで個人的に行ってみたいと思ったのは、ホキ美術館(千葉県)、長野県の北アルプス展望美術館(奥田、山下両氏の作品が素晴らしい)、大塚国際美術館(徳島県)、地中美術館(香川県)、田中一村記念美術館(鹿児島県)などですが、やはり東京に多く集中しています。東京から沖縄に引っ越した身としては、もっと東京にいる間に美術館巡りしておくべきだったと後悔させる作品でもありました。 -
企画展ではなく、常設展にフォーカスを当てた全国60の美術館を紹介した本。
美術館に行くときは、確かにその時実施している企画展を目的に行く場合がほとんどだけど、常設展や、その美術館自体が十分魅力を持つものも多い。
これを読んで、行ってみたいと思った美術館、また行きたいな、と感じた美術館をメモしておきます。
・高知の「北川村モネの庭マルモッタン」
ここは、ずっと行ってみたいと思っている場所。フランスのジヴェルニーのモネの庭を再現した場所。
ジヴェルニーの前庭園管理責任者である人が実際に全面協力したようで、睡蓮の株そのものもジヴェルニーから分けた物らしい。
フランスに行かなくてもその雰囲気は十分実感できるようだ。睡蓮は、4月下旬ー10月下旬の午前が見所、とのこと。
・東京上野の「国立西洋美術館」
ここは私も何度も訪れている場所だけど、確かに企画展のときしか行ったことがないが、
モネや印象派、私の好みの作品も沢山あるようだ!
著者が美術に関心を持つきっかけになったのは、モネの「ウォータールー橋、ロンドン」だそうだ。
常設展の拝観料は結構安いのでオススメ、と述べている。
・徳島の「大塚国際美術館」
「モナリザ」や「真珠の耳飾りの少女」など、誰もが知る名作が見られる場所。
・金沢の「21世紀美術館」
ここは、行きたいと思っていてなかなか行けていないところ。
レアンドロエルリッヒのスイミングプールが有名。
アートが楽しく体感できそう。
・大阪の「和泉市久保惣記念美術館」
モネの「睡蓮」あり。大阪に行く機会があったら寄ってみたい。
・香川の「地中美術館」
安藤忠雄設計の美術館。その名の通り、地面の下に美術館のほとんどが埋まっているとのこと。
直島の景観を損ねたくない、という理由が大きいようだ。
また、地中でありながら自然光が導かれた空間で、電気による照明ほとんどないようだ。
緻密な設計をされているんだろうな。
作品は、モネ、ジェームスタレル、ウォルターデマリアの3人だけ。
モネの「睡蓮」のギャラリーは靴を脱いで見るとのこと。行ってみたい!
・京都の「アサヒビール大山崎山荘美術館」
安藤忠雄設計。こちらもモネの「睡蓮」連作を常時展示しているよう。
・島根の「足立美術館」
ここは以前行ったことがある。
しっかり管理されている庭園がとても美しい。庭園と、後ろの景色との融和も綺麗だった。
・岡山の「大原美術館」
コレクターの大原孫三郎氏とその友人の児島虎次郎氏の、美術を見る目・絵を集める才覚があったために設立された私立美術館。
原田マハさんが「いちまいの絵」ピカソの「鳥籠」と電流が流れるような出会いをしたとして、述べていた場所でもある。
こちらではゴーギャン「かぐわしき大地」、エルグレゴ「受胎告知」を紹介しているが、サイトで調べてみると、西洋美術、日本美術、東洋美術。
かなり作品が充実している!
ここは必須で行かねば。
また、著者は、美術作品を自分で言葉にして説明する「ディスクリプション」という方法をオススメしている。
美術を見る目が豊かになる、と。
なるほど。感覚的に好き、だけじゃなくて、こういう理由だから好き、というのを書き出していくのは、美術の見方が広がりそうだし、面白いかもしれないと思った。
写真は、モネの「ジヴェルニー近郊のセーヌ川支流」と供に。
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タイトルそのままの内容で、ガイド本としても秀逸だと思うが、単なる読み物としても楽しめる。紹介されている60館のうち、読んだ時点で行ったことがあるのは16館。まだまだ行かねばならない美術館がある。
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日本全国の美術館から特徴のある美術館をカラー写真とともに紹介したもの。楽しめたが、行くのは難しいかな。
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特色あり!
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美術館巡りが趣味で、年に1度は首都圏に企画展を観に出掛ける。
でも、企画展でなくても見ごたえのある美術館がたくさんあるのです。
『訪れた人の心が揺すぶられる美術館』の章では、神田日勝記念美術館が紹介されており、確かに私も実際に彼の作品を見て心を揺すぶられ涙した。
そんな風に、日本中にはたくさんの観るべき美術館がある。
行ってみたいと思った美術館をリストアップ。
東京国立近代美術館
東京国立博物館
感覚ミュージアム(宮城県大崎市)
東京都庭園美術館
足立美術館