頭が真っ白になりそうな時、さらりと切り返す話し方

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584136485

作品紹介・あらすじ

ちょっとした「思考の習慣」を変えるだけで、突っ込まれても「負けない頭」をつくれる!14年間、マッキンゼーで活躍した著者があみ出したコミュニケーションの極意。

感想・レビュー・書評

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  • 予想もしていない質問に対してもしっかりとした意見を言える人の頭の中はどうなっているのだろうと思って読んだ。自分は事前に考えてた質問に対してもうまく答えられないような場面が多々ある。落ち着けばいいとわかっていてもあがってしまうんだよね。

    本書で述べられている解決法は「普段から物事を深く考えておく」ことに尽きていると思う。そんなことわかってるよと思ったが、実際には普段生きているうえで意識しないととても多くの情報を垂れ流しているように感じた。例えばYoutubeなんか見てる時でも「なぜ?」と思考を深めるチャンスをたくさん逃していると思ったのだ。

    会議中などの具体的な場面においても解決策を提示してある。それは「発言予定メモ」を書いておくことだ。これは自分が次当てられたときに何を言おうかその場で書くものであり、随時更新することで一歩先に立つことができるのである。また、発言の際には賛成か反対か、その理由だけでも答えることでしっかりとした対応になる。

    このほかにも「言いたいことは3つまで」や「結論から」や「仮説思考」「ゼロベースで考える」ことなどが書いてあるが、これらに関しては同様の書物で書かれていたことと違いが特になかったので割愛する。

  • 日頃苦労しているので題名から飛びつきました。
    「考えが浅い」「鵜呑み」「問題意識を持たない」
    から自信がなくなり真っ白になるという癌。
    「なるほどそうか」と思えるレベルまで考える
    ジブンの意見を持つ。そうしないと業務の徹底ドも甘くなる。
    非常につきささった言葉でした。あえてよかった本です。
    以下はメモ

    普段から準備をしておく
    相手の質問は丁寧に聞く
    発言のバは積極的に発言する
    発言予定メモを書く
    ゆっくり話す。意地でもゆっくり。声に力を。
    思った通り話す。
    質問は待ち構える。
    あれ?と思ったらすぐ調べる。印刷して書き込む。

  • - 「考えが浅い」と二度と言われないためには、常に「なるほど、そうか」と思えるレベルまで考えるようにしておく、ということに尽きます。
    - すべてに関して自分の意見をもつ
    - 将来のことを見通す訓練をする
    - 自分の意見を持つこともせず流れに流されていると、必然と業務の徹底度も甘くなっていきます。
    - 時間をかけずに自分の意見をもつ
    - 短時間でできることだけをやる
    - 時間を作るためには、ともかく速く進めることです。電光石火で、「何でそこまで速くやる必要があるの?」と言われるほどのスピードを目指すことです。
    - ちょっとした集まりでも必ず発言するようにする
    - 会議・ミーティングの前に発言予定メモを書いておく
    - 間をあけ、ゆっくり話すほうが信頼される
    - 理由を3つ述べると説得力が増す
    - 即答は相手に安心感を与える
    - 即答するとそれだけで安心感につながるので、会議全体が「追求モード」から、「確認モード」へ、もっといくと、「承認モード」へ変わっていくという利点があります。
    - 準備していたことだけでも即答すると、自信が感じられ、「仕事ができる」人だと思われます。
    - 問題点を切り分け、整理して本質をつかむ
    - 問題把握・解決力を鍛える
    - 「ゼロ秒思考」のA4メモ書きを毎日10〜20ページ続けると、問題把握・解決力があまり苦労せずついていきます。それは、1分で4〜6行各20〜30字というスピードで書こうとすることで、感度が上がり、言語化能力が上がり、頭が整理され、物事を切り分けて見る力が急速についていくからです。
    - 仮説思考を習慣化する
    - 仮説思考というのは、「これはこうかな」と、すぐ自分の考えを持つことを言います。
    - 速さをどんどん上げ続ける

  • この著者の3部作の3作目?っという感じでしょうか。ハードカバーのこの書も店頭に並んでましたね。

    0秒思考
    速さはすべてを解決する〜
    の二作を読まれた方が良いかもしれません。

    タイトルの「頭が真っ白になる」に備える、メンタル面、スキル面が説かれており、スキル面についてはほとんど前2作を踏まえた内容になっています。

  • マッキンゼーでコンサルとして活躍していた赤羽雄二さんの本。
    さらりと切り返すには普段から問題把握、解決力を鍛えておく。その方法はゼロ秒思考のA4メモと仮設思考を習慣化する。
    とても参考になった。普段から考える癖をつけて実践してみよう。

  • 「ゼロ秒思考」を執筆された赤羽さんの本。こちらの本の方が、納得感が得られやすい身近な問題から、問題把握・解決力の必要性を理解できるので、先に読むことをお勧めしたい。

    個人的には、いつでも質問に答えられるように会議前から準備することが大切であると感じた。
    実践していきたい。

  • ゼロ秒思考からこの著者の本を色々読んでみている。それぞれ使えるところが多い。

  • 面白かったしとても納得、そして反省した。話せないのはつまるところ「なにも考えてないから」であり「理解してないから」なんだなーと。
    最近の自分の態度や仕事の仕方を振り返り、改めて猛省。

  • ・会議で話をしないのはいないのと同じ。意見を持つことを意識する。力む必要はない。た
    ・気になったことはすぐネット検索。
    ・引き出しづくりに毎日30分リサーチ
    ・話をする前、1分間の短時間で、A4用紙に、4〜6行、それぞれ20文字程度でメモして準備。話しながら、質問を受けながら少しずつ書き直す。
    ・結論ファースト
    ・質問を待ち構え、即答することで相手に安心感を与える
    ・これまでより一歩踏み込んで考える意識。甘く考えることが習慣化していると全て甘くなる
    ・論理的、という言葉を意識しても役に立たない。言いたいことを3つ言うことに徹する。周囲を気にしない。
    ・仮説思考の習慣化は問題把握、解決スピード大幅アップ。速さが上がると自分に自信がつき頭が真っ白にならなく軽く
    ・さらりとら切り返すには、テクニックより本質的な問題把握、解決力が大切


    タイトルと内容の紐付きはあるのかもしれないが、最後の数ページにて本質的には課題把握、解決力が大切とさらりとかわすあたり、著者のかわすテクが読み取れる気がする。

  • 赤羽先生、最高!私が改善したいと思っていることに対し、具体的な方法がいくつも提示され、その理由や考え方なども明確にまとめられている。
    結局は習慣や気持ちの持ちようであって、誰でも自然に話せるようになる、という言葉にも感動する。一つ一つ実践していきたい。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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