- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584139165
作品紹介・あらすじ
“お前には才能がない”“何をやってもダメ”と周囲から言われ続け、コンプレックスの塊となった本書著者のいしいさん。そんな幼少期のトラウマは、大人になった今でも心に澱となって残り、他人と比べては自己否定を繰り返し、理想の自分とのギャップに苦しみ、将来への不安に怯える毎日。そんな、現代の不器用女子の代表のような著者が、うつ病や不安障害をはじめ様々な困難を乗り越えて、現在の慎ましやかな漫画家生活を手に入れるまでを描いた自叙伝コミックエッセイです。『年収90万円で東京ハッピーライフ』(太田出版)の大原扁理さんからも「不安やうつ病をのりこえて、他人や社会の幸せをOFFに、自分だけの幸せをONにしていく姿に共感!「主体的に生きていく」って、こういうことなんだと思う。」と推薦をいただきました。
感想・レビュー・書評
-
今年初めに発売されたいしいまきさん著『低収入新婚夫婦の月12万円生活』を読んだので、ちょっと前に出版されたこの本も読んでみました。
タッチが明るいのでそんなに悲惨ではないけど
考えてみるといろいろ辛い内容です。
そしてけっこう共感してしまう自分…。
結婚の前の年で、その後結婚されるご主人は影も形もなくて。
先に新婚の漫画を読んであったので、
良い人と結婚できて本当に良かったなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漫画家のいしいまきさんによる自分のこれまでの人生においての経験、考え方が章ごとに記されている漫画
図書館で何気なくタイトルに惹かれて借りてみたが、自分自身の学生時代や思春期に悩んでいたことに通じることが多く、痛いほど気持ちがわかった
群ようこさんの『れんげ荘』を読んでみようと思う
自分の物差しさえあれば他人の目なんて気にならないのだろうと再確認 -
過去に著書を読んで、その絵の可愛さ、温もりからそんなに苦しんでいたとは思わなかった。
私も鹿児島に3年ほど住んでいたこともあり、年齢も近いことから、親近感を持っていたが、自身も躁鬱持ちなので更に親近感が湧いた。
元気に生きていって、いしいさん。