語るインド: もっとディープにインドにハマるための発作的サンスクリット入門
- ベストセラーズ (1996年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584182710
感想・レビュー・書評
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語根からサンスクリットを雰囲気たっぷりに解説してくれる、とてもおもしろい本です。 ビートルズもマハリシもサイババも出てきます。インド史の歪みが生み出したという「暗殺教団タグ」のエピソードが玄奘三蔵の物語とともに語られていたり、濃くておもしろいインド話がドカスカ登場します。 この本を読んだら、これから長い年月をかけてサンスクリット語をゆっくり学んいくための、「わくわくする地図」を手に入れてしまったような気分になりました。
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ずっと はぬまあん氏のような、独学の人かと思ってた けど、
この本を読んで、どこかの大学を卒業している雰囲気を感じて しまった。
ヨガ世なれば という ところ だろうか?
ヨガだけ に -
これは面白いです。
どれだけ人に勧めたかわからない。 -
すごく、面白い!
軽妙な語り口に乗せられて読んでいくだけで、きっと一生使うことのない知識が山ほど増えます。
般若心経のはなしは大変面白いし、なかなかこういうことを書いてくれる学術書はないと思う。 -
零=空 零であって無限。何もなく一切がある。
仏教とサンスクリットやインドの神々のつながりがよくわかる。
般若心経は、欧米人には「ないない三昧」で怖いとは面白い。 -
伊藤武先生の本は普通なら難しいことを面白く書かれているところが魅力の一つ。
「旦那」「瓦」「旗」などの言葉がサンスクリット語だというところで、インドとの距離感が変わりました。奈良の都はシルクロードの終着地点でいろんな民族が来ていたという話。さらに「忍者の元祖はインド」「釈迦はモンゴロイド説」「観音様はオカマ」と畳み掛けてくれます。他じゃ聞けない話の数々。大好きな本です。
(残念ながら絶版のため、未購入です。)