名探偵に挑戦 第3集 (ワニ文庫 C- 93)

著者 : 藤原宰太郎

• ベストセラーズ (1991年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[永杜さんの感想 · 2013年9月2日]

都道府県にちなんだ事件短編集。
５４話もあるので、確実に地元があります。

そこに住んでいなければ分からないような事もありますし
地域関係なく分かるのもあります。
ただ…推理力がなければ、何となく妙、という程度にしか
違和感がありませんが。

ちなみに、住んでいる地域の事件は
知識があれば分かるようなものでした。

[karin-rさんの感想 · 2010年4月17日]

（メモ：中等部２年のときに読了。）

著者プロフィール

1932年、広島県尾道生まれ。本名は宰（おさむ）。早稲田大学露文科を卒業後、病気療養のため帰郷し、国内外の推理小説を読みあさった。『宝石』や『探偵倶楽部』などの雑誌へ短編を投稿しながら、テレビドラマの台本も執筆。68年刊行の『探偵ゲーム』と72年刊行の『世界の名探偵50人』がベストセラーとなり、以降、トリック紹介本や名探偵紹介本を多数刊行する。漫画雑誌やスポーツ新聞から依頼された推理クイズ執筆が多忙となり、短編小説の発表が途絶えた。86年、初の書下ろし長編『密室の死重奏(カルテット)を刊行。一時的な休筆期間を経て別名義での創作活動を再開したが、脳梗塞を患い、2008年に断筆した。

「2019年 『改訂新版　真夜中のミステリー読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」