多文化国家米国の高等教育への挑戦 (智慧の海叢書 11)

著者 : 遠藤克弥

• 勉誠社(勉誠出版) (2004年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

テロ・戦争…ゆらぐ多民族国家アメリカの価値観。多文化社会の土台となる教育は深刻だ。民族共生というアメリカの理想への挑戦。そこから日本は何を学ぶのか。

感想・レビュー・書評

[koochannさんの感想 · 2013年8月21日]

多民族・多文化を包含するメルティング・ポットの国の現実。それを大学、特に２年制のコミュニティー・カレッジを州別に見る中で、人種間の格差が今でも現実に残り、そこに高等教育の難しさを抱えていることが感じられました。やはり大学の教員の人種は今でもはっきり白人優位なのですね。しかし、あまり興味深い本ではなかったです。

著者プロフィール

慶應義塾大学社会学研究科教育学専攻修了、シアトル大学教育学大学院修士課程修了、国際基督教大学大学院教育哲学専攻博士課程（単位取得退学）

現在　東京国際大学言語コミュニケーション学部教授　埼玉県教育委員会委員、ユニセフ評議員、川越市社会教育委員、川越市図書館協議会委員、川越市子どもサポート委員会会長

「2021年 『家庭教育を再考する』 で使われていた紹介文から引用しています。」