カポ-ティ: 人と文学 (世界の作家)

著者 :
  • 勉誠社(勉誠出版)
2.75
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585071624

作品紹介・あらすじ

せつないまでに何かを希求する人々を描き出すトルーマン・カポーティ。そして、きわめて冷静に作品を紡いだその作家自身も生涯愛を求め続けた、迷子の作家であった。本書は、カポーティの「揺らぎ」を見据え、新たな作家像を導き出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2009/9/7図書館で借りる
    2009/9/15返却

    第一部.評伝トルーマン・カポーティ
    ?.孤独な子供――大切なことはすべて南部で起こった
    ?.美しい子供――天才若手作家の誕生
    ?.『ティファニーで朝食を』――おちびのTセレブな日々
    ?.『冷血』現象――一流の証明
    ?.おわりのはじまり――『叶えられた祈り』の呪縛

    第二部.主要作品案内

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

専修大学国際コミュニケーション学部教授 。お茶の水女子大学より人文科学博士号取得/アメリカ文学・文化。主著書に、『カポーティ——人と文学』(勉誠出版)、『モダニズムの南部的瞬間—アメリカ南部詩人と冷戦』(研究社)、編著として『ジェンダーから世界を読むII』(中野知律との共編著、明石書店)、『ジェンダーにおける「承認」と「再分配」——格差、文化、イスラーム』(河野真太郎との共編著、彩流社)。その他に、 “Translations of American Cultural Politics into the Context of Post War Japan.” Routledge Companion to Transnational American Studies edited by Nina Morgan, Alfred Hornung and Takayuki Tatsumi, Routledge, 2019、訳書としてコーネル・ウェスト『民主主義の問題』、(共訳、法政大学出版会、2014)、ジュディス・バトラー『問題=物質となる身体』(共訳、以文社、2021)など。

「2023年 『ポップ・カルチャー批評の理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

越智博美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×