霊峰の文化史: 世界遺産・富士山と世界の山岳信仰

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  • 勉誠社
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585330059

作品紹介・あらすじ

信仰の対象とされ、さまざまな神話を持ち、その土地独自の方法で祀られる「霊峰」。
屹立する雪山や秀麗な裾野をもつ山、苔むす鬱蒼とした山中の幽谷、奇岩の露出する異形の山塊は、自然そのものへの感動と魅力以上に人びとを非日常の世界にいざなってきた。
神が自然物の山や大きな岩に宿るとする認識はどのようにして生まれたのか。
ヒトは山をみて何を感じ、山から受ける恩恵や災禍をどのように受け止めてきたのか。
世界遺産となった富士山、立山、白山などの日本の山のみならず、エヴェレストやキリマンジャロ、アグン、カイラス山、廬山、黄山など世界各地の「霊峰」と呼ばれる山やまを、多数の図版とともに解説。
ヒトが山に込める想いを解き明かす。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1946年生まれ。山梨県立富士山世界遺産センター所長。総合地球環境学研究所名誉教授、国立民族学博物館名誉教授。生態人類学。理学博士。
京都大学理学部動物学科、東京大学大学院理学系研究科人類学博士課程単位修得。国立民族学博物館民族文化研究部長、総合地球環境学研究所研究部教授、同研究推進戦略センター長・副所長を経て現職。
著書に『明治~昭和前期 漁業権の研究と資料』、『魚と人の文明論』、『サンゴ礁に生きる海人』『越境するコモンズ』『漁撈の民族誌』『海に生きる』『コモンズの地球史』『クジラは誰のものか』『クジラとヒトの民族誌』等多数。

「2024年 『海とヒトの関係学6 海のジェンダー平等へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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