コペルニクス的宇宙の生成 Ⅲ (叢書・ウニベルシタス)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588007637

作品紹介・あらすじ

宇宙の中心から人間を追放したコペルニクス革命を軸に、その前史や影響作用史に注目しつつ、20世紀の月面探査まで、宇宙における人間の地位の変容を追究したブルーメンベルクの大著。本巻には第五部「コペルニクス的比較級」および第六部「コペルニクス的宇宙の光学」を収録し、ランベルトやカントの宇宙観を検討するとともに、光学的・視覚的な反省運動としての望遠鏡や宇宙旅行におよぶ。

著者プロフィール

ハンス・ブルーメンベルク
(Hans Blumenberg)
1920-1996年。ユダヤ人の母のもと、ドイツのリューベックに生まれる。パダボルンとフランクフルトで哲学と神学を学ぶ。1950年キール大学で教授資格を取得。60年ギーセン大学正教授、この頃エーリヒ・ロータッカーの推薦でマインツのアカデミー会員となり、独自の〈メタファー学〉の構想を発表。63年〈詩学と解釈学〉の設立メンバー、65年ボッフム大学に移り、70年から85年に退官するまでミュンスター大学教授を務めた。クーノ・フィッシャー賞やドイツ言語文芸アカデミーのジークムント・フロイト賞を受賞。日本語訳に、『近代の正統性』(全3巻)『コペルニクス的宇宙の生成』(全3巻)『神話の変奏』『われわれが生きている現実』『メタファー学のパラダイム』(以上、法政大学出版局)などがある。

「2023年 『世界の読解可能性〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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