ムージル伝記 1 (叢書・ウニベルシタス 914)

  • 法政大学出版局
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (660ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588009143

作品紹介・あらすじ

ユートピアを追求しながらも志なかばにして斃れた「真正さという悲劇」の生涯を、ムージル研究の第一人者が克明に再現する。本巻は、若きムージルの読書、彼が触れた思想の内容にまで立ち入り、当時の医療水準や軍隊組織の実態にもおよぶ。たんなる伝記を超えて、20世紀という人間に潜む可能性発現の時代、未曾有の残虐と繁茂する思想の時代を「魂と厳密性」の作家62年の生涯を通して描く。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

(Karl Corino 1942-)
バイエルン州北部に農場主、音楽家の息子として生まれる。ディンケルスビュールの古典語ギムナージウムに学び、16歳のときローベルト・ムージルの短篇「グリージャ」と、『特性のない男』の数章を読み、この出会いが生涯を決定する。エアランゲン大学およびテュービンゲン大学でドイツ語ドイツ文学、古典文献学、哲学を研究。1969年テュービンゲン大学のバイスナー教授のもと、ムージルの『合一』についての論文により博士号取得。ヘッセン放送局文化部に入社し、1985年から文化部長。その後フリーの著述家としてテュービンゲンに在住。ピサ、セントルイス、エッセンにおいて客員教授、ベルリン学士院フェロー、I. バッハマン賞審査委員など。ムージルの伝記的研究の第一人者。

「2015年 『ムージル伝記 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

カール・コリーノの作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×