自動車と移動の社会学: オートモビリティーズ (叢書・ウニベルシタス 942)

著者 :
制作 : M.フェザーストン 
  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (532ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588009426

作品紹介・あらすじ

自動車を単なる生産と消費の対象として理解するのではなく、20世紀の時間─空間的編成を支えてきたシステムとして把握する試み。ドライブという空間実践から、走行を制御するソフトウェア、マルチタスク空間としての車内、事故と安全、ナショナル・アイデンティティ、自動車をめぐる感情などにわたって、ジョン・アーリを初めとする第一線の研究者が、自動車と人間とのダイナミックな関係性を考察した論集。〔社会学〕

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    オートモビリティ、すなわち「自動車と運転者からなる複合体」を、二十世紀の時間‐空間的編成を支えてきた流動的な相互連関のシステムとして把握する試み。

    [ 目次 ]
    自動車移動の「システム」
    都市をドライブする
    運転者‐自動車
    移動性と安全性
    自動車移動とナショナル・アイデンティティ―表象、地理、運転の実践
    自動車とネーション―戦間期におけるイギリスとドイツの自動車移動観
    ドライブの場所―マルク・オジェ、非‐場所、イギリスのM1高速道路の地理
    自動車の三つの時代―自動車の文化的論理
    オート・クチュール(Auto Couture)―戦後フランスの自動車を考える
    自動車が動かす感情―自動車を感じること
    自動車移動とサウンドの力
    高速道路でオフィスワークをする

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


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著者プロフィール

1974年生まれ.2002年,京都大学大学院文学研究科博士後期課程(社会学専攻)研究指導認定退学.京都大学博士(文学).日本学術振興会特別研究員,日本女子大学人間社会学部講師を経て,2011年より慶應義塾大学文学部准教授.専攻は文化社会学,都市社会学.著書に『ベンヤミンの迷宮都市──都市のモダニティと陶酔経験』(世界思想社,2007年),共編著に『無印都市の社会学──どこにでもある日常空間をフィールドワークする』(工藤保則と共編,法律文化社,2013年),『都市のリアル』(吉原直樹と共編,有斐閣,2013年), 主要論文に「街路空間における〈光〉の管理化──1920年代後半日本における街路照明の問題化」(『社会学評論』第55巻4号,2005年)など.

「2015年 『自動車と移動の社会学 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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