歴史学の最前線: 〈批判的転回〉後のアナール学派とフランス歴史学 (叢書・ウニベルシタス)

著者 :
制作 : 小田中 直樹 
  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588010545

作品紹介・あらすじ

「歴史学はパン屑のように細分化した」と批判され、1989年に「危機的な曲がり角=批判的転回」特集を組んだ歴史学を代表する世界的学術誌『アナール』。彼らは何に危機感を抱いたのか。根底を揺るがされる危機を乗り越え、さらにはインターネットの普及で研究状況が一変した今、歴史学はどこに向かおうとしているのか。その試行錯誤の軌跡を、現状理解に不可欠な精選された論考群でたどる。

著者プロフィール

1963年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科単位取得退学、博士(経済学、東京大学)。東京大学社会科学研究所助手などを経て、現在、東北大学大学院経済学研究科教授。専門はフランス社会経済史、歴史関連諸科学。著書に『フランス7つの謎』(文春新書)、『フランス現代史』(岩波新書)『歴史学ってなんだ?』(PHP新書) 『歴史学のアポリア――ヨーロッパ近代社会史再読』(山川出版社)などがある。

「2022年 『歴史学のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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