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- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588020643
作品紹介・あらすじ
「正しい行為」すなわちすべての可能的行為の中で最も多くの「善」を実現する行為と説き,理想主義的功利主義を確立して我々の日常生活世界にひとつの生き方を示す。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
倫理学的推論の基本的な諸原理を明らかにした『倫理学原理』(1903)によって欧米の倫理学界に大反響を呼んだムーアが、さらにその理論を発展させ自己の立場を基礎づけた代表作。
「正しい行為」とは何か。
あらゆる可能的行為のなかでもっとも多くの「善」を存在せしめる行為、つまり、「目的としての善」ではなく「手段としての善」を実現できる行為として説き、通常の功利主義の根拠を批判的に検討し独自の理想主義的功利主義を確立することによって、日常生活に一つの生き方を示した古典。
[ 目次 ]
功利主義
道徳的判断の客観性
正・不正の吟味の結論
自由意志
内在的価値
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