現代思想のなかのプルースト

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588130229

作品紹介・あらすじ

ベンヤミン、バタイユ、バルト、ドゥルーズ――綺羅星のごとき思想家たちは、誰もが魅惑の書『失われた時を求めて』を手にし、語らずにはいられなかった。この20世紀小説の金字塔に彼らは何を見たのか? この作家の何がこれほどまでに彼らを惹きつけたのか。縦横に読み解かれる8人の論が交錯するその地点に、かつて誰も目にしたことのない現代思想の核心が浮かび上がってくる。前人未到の野心的企て!

著者プロフィール

1956年、長野県に生まれる。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。千葉大学名誉教授。専門はフランス文学・文学理論。
著書に、『現代文学理論—テクスト・読み・世界』(共著、新曜社、1996年)、『ポール・ド・マン—言語の不可能性、倫理の可能性』(岩波書店、2012年)、『現代思想のなかのプルースト』(法政大学出版局、2017年)、『ポール・ド・マンの戦争』(彩流社、2018年)、『他者の在処—住野よるの小説世界』(小鳥遊書房、2020年)ほか、訳書に、ショシャナ・フェルマン『狂気と文学的事象』(水声社、1993年)、ポール・ド・マン『読むことのアレゴリー—ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語』(岩波書店、2012年/講談社学術文庫、2022年)、バーバラ・ジョンソン『批評的差異—読むことの現代的修辞に関する試論集』(法政大学出版局、2016年)ほかがある。

「2023年 『私はとんでもない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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