音楽を展示する: パリ万博1855-1900

著者 :
  • 法政大学出版局
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588364129

作品紹介・あらすじ

第二回パリ万博以降、音楽の世界にも美術と同様に「展示」という概念が生まれた。それはどのようにして形成され、実行され、変化したか。パリ国立古文書館等に眠る膨大な一次資料を駆使してその実態を明らかにしつつ、音楽家たちの軋轢、音楽家と役人、役人と楽器製造業者の葛藤をも描き出す。旧来の音楽史の概念を超えて、そのメカニズムにも踏み込んだ19世紀フランス音楽界のドラマ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/49606

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

愛知県立芸術大学名誉教授。東京藝術大学大学院修了。論文博士。パリ・ソルボンヌ大学修士課程修了。専門は近代フランス音楽史、万国博覧会史、日本の洋楽器受容史。著書に 『パリ万博音楽案内』(音楽之友社、1998)、『音楽を展示する―パリ万博1855-1900』(法政大学出版局、2009)、『フランス音楽史』(共著、春秋社、2010)、『日本のヴァイオリン王―鈴木政吉の生涯と幻の名器』(中央公論新社、2014)、『ラヴェル(作曲家◎人と作品シリーズ)』(音楽之友社、2019)、『ピアノの近代史―技術革新、世界市場、日本の発展』(中央公論新社、2020)、『万博学―万国博覧会という、世界を把握する方法』(共著、思文閣出版、2020)、『音楽と越境―8つの視点が拓く音楽研究の地平』(監修・共著、音楽之友社、2022)。訳書にアービー・オレンシュタイン『ラヴェル』(音楽之友社、2006)など。

「2024年 『フランス・フルート奏者列伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上さつきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×