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- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588366048
作品紹介・あらすじ
《記憶/歴史的記憶》の概念を用いて,なぜアメリカ文化のなかでパールハーバーが象徴として生き続けているのかを,9.11後の世界まで跡づけ多角的に描きだす。
感想・レビュー・書評
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リメンバー・パールハーバーという言葉は、その時に考えられたことではなく、南北戦争、さらにアラモ砦のインディアンとの闘いから派生した言葉であることの説明はこの本で日本に初めて小先佐礼谷かもしれない。さらに世界貿易センタービルへの突入にも使われ「恥知らずな蛮行」という言葉も合わせていた。そしてパールハーバーという言葉を用いた映画ドラマが常にアメリカ人の記憶に残っているということで、メディア・リテラシーと関係するとも考えられる。
具体的なリプレゼンテーションの代表的な例である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカ人にとっての「パールハーバー」という隠喩は映画にもあるけど、9・11の時に思い出されるほどに奇襲的な「恥ずべき行為」だったんだな。アメリカにおいて、歴史的なアイコンとしての「パールハーバー」は如何に扱われてきたか?という記憶を検証した一冊。
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