グローバリゼーション: 人間への影響

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588603150

作品紹介・あらすじ

グローバル化によって軍事、経済、文化という主権の三脚を喪失した国家は断片化し、ローカルな無秩序を促す。そして、その無秩序がさらにグローバル化を進めるという循環が生まれ、誰もが行き場のない《放浪者》へと転落する恐怖に怯えることになる。本書は、移動をキーワードに、グローバル化が世界および人間生活の分極化と再階層化をもたらし、公共空間を消失させていくさまを描く。【政治・社会学】

感想・レビュー・書評

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  • 1998年に出版された本書は、リッチとプアを「旅行者(tourist)」と「放浪者(vagabond)」に分割し、相互の関係性や現実を表現豊かに描いています。
    グローバル化がもたらす人間への影響・・・ぜひ読んでみてください。

    【長崎大学】ペンネーム:鵜殿

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著者プロフィール

1925年、ポーランドのポズナニのユダヤ人家庭に生まれる。ナチス侵攻によりソヴィエトに逃れ、第二次世界大戦後ポーランドに帰国。学界に身を投じワルシャワ大学教授となるが、68年に反体制的知識人として同大学を追われる。イスラエルのテルアヴィヴ大学教授などを経て、現在リーズ大学名誉教授、ワルシャワ大学名誉教授。現代の社会学界を代表する理論家である。邦訳書に『個人化社会』(青弓社)、『コラテラル・ダメージ――グローバル時代の巻き添え被害』(青土社)、『コミュニティ――安全と自由の戦場』(筑摩書房)、『リキッド・ライフ――現代における生の諸相』『リキッド・モダニティ――液状化する社会』(ともに大月書店)、『廃棄された生――モダニティとその追放者』(昭和堂)など多数。

「2012年 『液状不安』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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