始まりの知: ファノンの臨床 (サピエンティア 53)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588603532

作品紹介・あらすじ

暴力が日常を支配し、なにを言っても無駄という圧倒的な受動性のなかで、言葉はどんな可能性を持つのだろうか。「話すとは、断固として他人に対して存在すること」というファノンの主張を手がかりに、死者も含めて私たちという集合性を言葉を通じて獲得することを考える。他者と出会い、知るという行為を経て言葉は再び語りだし、そこから未来は始まるのだ。

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  • 東2法経図・6F開架 219.9A/To59h//K

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著者プロフィール

冨山 一郎 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『近代日本と「沖縄人」』日本経済評論社,1990年,『戦場の記憶』日本経済評論社,1995年,『暴力の予感』岩波書店,2002年,『流着の思想』インパクト出版会,2013年,『始まりの知』法政大学出版局,2018年。

「2023年 『生きた労働への闘い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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