憲法の地図: 条文と判例から学ぶ

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  • 法律文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784589037473

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  • 電子ブックへのリンク:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000033108(学外からのアクセス方法:1.画面に表示される[学認アカウントをお持ちの方はこちら]をクリック→2.[所属機関の選択]で 神戸大学 を選んで、[選択]をクリック→3.情報基盤センターのID/PWでログイン)【推薦コメント:憲法を通読する上で非常にわかりやすい。悩める学部生の手助けになる一冊】

  • 憲法の「条文」と「判例」を手掛かりとして、頭の中に「憲法の地図」を作ることを目的とする憲法解説書。包括的基本権(13条)、平等権・平等原則(14条1項)、思想・良心の自由(19条)、信教の自由(20条)、表現の自由(21条)、職業の自由(22条1項)、学問の自由(23条)、生存権(25条)、財産権(29条)が取り上げられている。「憲法の地図」を描くに当たって、各判例の最高裁判所調査官解説を強力なガイドラインとして用いる方針を採用しているのも特色の一つである。
    明快なコンセプトであり、条文と判例が中心となる法律実務に即した地に足ついた内容といえ、題名のとおり、憲法に関する土地勘を養える良書である。
    ただ、主要な人権条項のつまみ食い的な構成なので、これだけで憲法を修得するのは困難であり、一般的な憲法テキストでひととり学んだ上で2冊目以降として読むのが適切である。せっかくの優れた内容なので、他の憲法上の事項や条文についても取り上げてほしかったところであり、続編を期待したい。

  • 判例の整理本。全体像が欲しかったんだよに応えてくれた一冊

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著者プロフィール

弁護士(長谷川法律事務所)(2023年1月現在)

「2023年 『行政法解釈の技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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