ガールズ・アーバン・スタディーズ: 「女子」たちの遊ぶ・つながる・生き抜く
- 法律文化社 (2023年5月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784589042729
作品紹介・あらすじ
現代の都市は、女性を通せばどのように見えるのか。都市において「女性を“する”楽しさ」や「女性を“させられる”苦しさ」に焦点をあわせれば、どのような視点が得られるか。女性から見えるさまざまな都市のトピックを論じ、従来とは異なる都市のリアリティを読み解く。
感想・レビュー・書評
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都市を対象にした分野があるが、女性にフォーカスした都市論は、珍しい。
テーマもあまり見聞きしないものがある。
「かわいい化する都市」
「画素化する街」ー「イルミ」化と脱「イルミ」化の間
「わたしにちょうどいいエキチカ消費」ールミネ的消費空間は、なぜ支持されるのか
まちを縫う「ママチャリ」
通勤通学というモビリティ・サバイバルー公共交通をめぐるジェンダー・ポリティクス
オジサンやオジイサンの研究者ではまず思いつかない女性と都市の関係を知ることができて興味深い。
公共交通をめぐるめぐるジェンダー・ポリティクスの中心テーマは、痴漢だ。
「日本的都市が生む犯罪」として取り上げている。
かわいい化に関しては、テーマパークに行かなくてもさまざまなキャラクターが街にあふれている。
「癒やし」を求めている人が多いので、需要があるのかなと思った。 -
卒論用。テーマパーク、イルミネーション、エキチカ、乙女ロード、推しと遠征、インスタ、外食、マンガ、田舎の家父長制、非正規・夜職、就活、ママチャリ、通勤通学、一人暮らし、痴漢とぶつかりおじさん。どれもキチっと書けているので、卒論のお手本にいいと思う。