ちからたろう (むかしむかし絵本 5)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591003787

感想・レビュー・書評

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  • 絵はシンプルで迫力があって遠目もきき読み聞かせ向き。

    「こんび」=「垢」ということぐらいは説明してから読み聞かせたほうがいいのかな。

    10分以上なので、昔話に慣れた子向きか。

    おまけの「もうひとつの民話 つぶたろう」は7分半。
    ストーリーテリングによさそう。

  • 絵も言葉も、野太くて良い。

  • 小学校の国語の教科書で読んだ記憶がある。
    絵本は借りたことがなかったので、改めて。

    まずしい じいさまと ばあさまが おった。
    ふたりは、からだじゅうの こんび(あか)で にんぎょうを つくった。
    その にんぎょうは こんびたろうと いった。

    骨がないから立ち上がれなかったってことかな。
    「ばけもの」は、五本指で手足が二本ずつあるし、やっぱり人間なんだろうなぁ。
    そんな雑念が。
    民話はさすが、おもしろいです。
    小学生のときは汚いなぁと思ったりもしたかもだけど、そうだな!と不潔な合点がいったりしました。
    「わしわしと」食う、「えいえいおうと」立ち上がる、「のっしじゃんが」行く、などなど、忘れていたけど懐かしいのです。

  • 「垢太郎」の話だったのか…。
    昔の人にとって、垢ってどんなものだったのかな。不思議な発想と思った。

  • たいていの昔話では、手柄を立てた主人公は富を手にします。でもちからたろうが褒美に求めたのは「でっかいかまいっぱいのまんま」お城に召し抱えたいという殿様の要請もてんで相手にせずうんまいまんまをふやそうと田んぼを耕し幸せに暮らしたそうな。そんな生き方が大好きです。

  • 4歳7ヶ月のこどもが一生懸命聞いた。絵に迫力があっていい!

  • 「こんびたろうは、じいさまとばあさまのこんび(あか)から生まれた。まんまを食えば食うほど大きくなったが、えじこのなかで寝たまんま。ところがある日、「おらに百かんの金棒を作ってけろ」としゃべりだし、金棒を杖にして、やあっと立ち上がった!」

    ちからたろうのほかに、みどうこたろう、いしこたろうも出てきて家来にするのがおもしろい。

  • 読了

  • 2023.6.29 いずみ
    ✳︎
    2021.6.24 いずみ

  • この民話の力強さを表現できるのは田島征三だなぁ。

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