- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591005309
感想・レビュー・書評
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物語も絵も最高に素晴らしい。炭で違う兎に化けて、二つ目のプレゼントをサンタからもらううさぎのましろ。貰ったのはもみのたね。埋めるとおもちゃが成る木に。うさぎのましろが可愛いし、絵も線を基調にした、極めてセンスがあふれたもの。
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北の国に住む白うさぎの子“ましろ”はクリスマスのおくりものがもうひとつ欲しくて、つい嘘をついてしまいます。
嘘をついたことによって起こる出来事や、優しいサンタクロースのおじさんに出会うことで“ましろ”は成長していく…
サンタクロースやクリスマスのプレゼントはどこからどのようにやって来るの?
そんな子ども達の疑問に優しく答えてくれるような作品です。
対象:小学校 初級 -
もう一つプレゼントが欲しくて、変装(?)してもう一つせしめた子うさぎましろ。良心の呵責に悩む姿が哀れだけれど笑えますねぇ。心を入れ替えたましろが悟っているといいな。プレゼントを貰うのはもちろん嬉しいけれど、自分が誰かにプレゼントを贈れること、喜んでもらえることも嬉しいものなのだと。
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クリスマスというと、ただプレゼントをもらう日と思っている子どもたちが大半ではないだろうか。
このお話の主人公「ましろ」も、始めはそうだった。
プレゼント欲しさに白い身体を黒く汚してまで、サンタさんを騙したのだ。
サンタさんはましろだとすぐ見抜いたけれど、その嘘を受け入れた。
それがこのお話の素敵なところだ。
渡すプレゼントが、「たね」だというのがもっと素敵なところ。
ましろは騙したことを後悔して、神様にお返しするつもりでたねを植える。
実は、このたねは奇跡のようなもみのきのたねで、次の年にはたくさんのプレゼントをつけて大きく育っている。
すっかり嬉しくなったましろが、サンタさんに全部打ち明けるところが子どもらしく可愛い。
「そうか、そうか」とサンタさんがましろの頭をなでる場面は、じ~んとしてしまう。
あたたかい包容力。大人は、こうであらねばならない。。
そして、もみのきの元に毎年真っ先に行ってサンタさんのお手伝いをするのが、ましろだというのだ。
幸せとは、喜びとは、受け入れること。分かち合うこと。
クリスマスだから、こんなお話を子どもたちに聞かせてみたい。名作です。
シンプルな挿絵も素敵。
このお話が好きな人が、とても多いのが良く分かる。-
自分に子どもができたらぜひ参考にしたい!と思う素敵な本棚で、思わずフォローさせていただきました。
わたし自身が幼い頃読んだ絵本もいくつも登...自分に子どもができたらぜひ参考にしたい!と思う素敵な本棚で、思わずフォローさせていただきました。
わたし自身が幼い頃読んだ絵本もいくつも登録されていて、その中でも一番印象に残っていたこちらの絵本にコメントをさせていただきました。今はもう手元にないけれど、レビューを拝見し、もう一度読みたいなと思いました(^^)
2016/02/11
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「かみさまが、せかいじゅうの 子どもたちに くださった 木に ちがいない」
クリスマスのもみの木の話。後半に行くにつれて、どんどん引き込まれた。面白かった。(12分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #子うさぎましろのお話 #佐々木たづ #三好碩也 #ポプラ社 -
友達から雪原の写真が送られて来た。とても寒そうだけども、綺麗。子うさぎましろが居そうな感じ。この絵本を久しぶりに思い出した。ましろ、悪いことをしても、ちゃんと改心出来る素直さがいい。私も見習おう。
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シンプルで控えめな色合いで40年以上愛されているしっとりとした絵本です。まっしろな子うさぎは、サンタさんからクリスマスプレゼントをもらいました。でも、またプレゼントがほしくなった、ましろは、黒い炭を体につけて黒うさぎになって、プレゼントをもらいます。
サンタさんは、ましろとわかっていても、プレゼントをくれました。それは、
「たね」。あとで、ましろはプレゼントを二回もらったことに後悔します。
でも、最後は、たねをうえて、たくさんのもみの木が大きく育ちました。
それは、きらきらひかったプレゼントがいっぱいに実った、もみの木です。
きちんと反省したからこそ、素敵なプレゼントが届いたのですね。 -
絵本の中で一番すき。
幼稚園ではこれしか読まなかったくらい。
食べ物がなんだか美味しそうで、思い出す度にお腹が減る。