ズッコケ(秘)大作戦 (ポプラ社文庫―ズッコケ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 189
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591010228

感想・レビュー・書評

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  • 彼女はどこまで知っていたのだろうか?
    知られていることは
    知っていてその上でこんな態度をとっていたのか
    知られていることは
    知らないでこんな態度をとっていたのか
    どこまでも知っていて
    もちろん相手の想いまでも知っていて
    そんな態度をとっているのかなぁと思ってしまう
    初めて読んだあの頃の思い
    今読む思い
    思い出したようにあの頃の本を読むって良いね

  • ■き119
    #ズッコケ(秘)大作戦
    #1階本棚
    #小学校高学年から

    ■出版社からの内容紹介
    おなじみ花山第二小学校ズッコケ三人組が、スキー場でひとりの美少女にであったことから展開する(秘)大作戦。

    #210ページ
    #寄付本

  • この本は子供の時に読んだ場合と
    大人になってからだと受ける印象が違います。
    おそらく著者はそれを見越して書いています。

    子供のころならば故意に目覚めた少年たちの
    ひと時の思い出。

    だけれども大人になってから読むと
    少女が否が応でもこれから体験していかないといけない
    つらい経験…

    そう思うとある部分がなおさら残酷なんですよ。
    うん。

  • 再読

  • [墨田区図書館]

    ズッコケ三人組の第3巻。
    とりあえずこのシリーズについては、私は気が向いたら読むぐらいにしておこう。王様シリーズやゾロリシリーズ同様、もうシリーズのカラーは確立されているし、内容的にはどうとでも。

  • スキー場で出会った女の子が転校生としてやって来る。恋をしたモーちゃんを2人は応援するけれど、その女の子がちょっと怪しい…という話。

    内容は忘れていたけれど描写のところどころが記憶にあった。
    真智子が川に入ったあとの描写で、「背広の下に見える白いTシャツは、まだびっしょりぬれていて、からだにぴったりくっついていた。こんもりともりあがった肌色の胸のふくらみが、布地をとおしてはっきり見えた。」のあたりでドキドキした記憶がある。

    嘘をついてしまう女の子を好きになる三人組。
    ズッコケ三人組はスパイものも普通にありそうなので真智子の言うことが嘘か本当かの判断はしづらかった。
    嘘だと分かったあともわざわざ嘘を暴かない三人組が素かっこいい。

    自分も好きなのにモーちゃんの恋を応援するハチベエがいい奴。
    ハチベエならモーちゃんやハカセを押しのけてでも自分の恋を推し進めそうではあるけれど…。
    ハカセ書いたのラブレター、文章がなかなか様になっている。

  • ほろ苦い恋の話です。
    女ってのは、もう小学生くらいから、ちゃんとした女なんだなぁ。

  • 僕らのアイドル真智子は、きっと僕らの中ではいつまでも聡明でキラキラし続けているべきだったんだ。幸か不幸か、そうともいかない奇想天外の展開に右往左往しながらも、切実でとろみのある愛の体験を経たモーちゃんをはじめとする三人組の心に残った真智子は、それでもやっぱり聡明でキラキラしていた。そう、男の子たちはいつの時代にも絶対にこうあるべきなんだ。

  • モーちゃんは、たき火にあぶられて、ほんのり上気た真智子の横顔をまぶしげに見つめる。真智子は先生に借りた背広をはおっていた。背広の下に見える白いTシャツは、まだびっしょりぬれていて、からだにぴったりくっついていた。こんもりともりあがった肌色の胸のふくらみが、布地をとおしてはっきり見えた。

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著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと):広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む 広島の原爆』(産経児童出版文化賞・福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞・ポプラ社)など。JXTG児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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