ゆずちゃん (えほんとなかよし 34)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 181
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591046869

作品紹介・あらすじ

阪神・淡路大震災で、かけがえのない命と、大きな夢をうばわれた少女ゆずちゃんのお話。

感想・レビュー・書評

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  • 阪神淡路大震災で亡くなったお友達のゆずちゃんの絵本だった。
    私にも誰にでも起こるかもしれない災害だけど、こんな突然の別れは辛いよなぁ。。

  • 4歳と2歳の娘達に読みました。

    図書館で長女が読みたいというので借りてきたのですが、
    地震で被害のあった女の子のお話だったとは...。
    ふうせんやさんになりたかったゆずちゃんが、地震で亡くなってしまったお話でした。
    短い絵本ですが、男の子の感情と臨場感がしっかりと伝わり、とても良い絵本だと思いました。

    まだよくわからないだろうな、と思いながら読みましたが、
    ゆずちゃんが死んでしまったとお母さんから聞いた場面では、
    「えっっ!」とびっくりした声を上げていたので、少しわかったのかな?

    とても良い本なので、年長さんくらいになったらもう一度読みたい。

  • 「阪神・淡路大震災で、かけがえのない命と、大きな夢をうばわれた少女ゆずちゃんのお話。」
    「阪神淡路大震災のときの実話。明るく積極的だったゆずちゃん。「家の下敷きになって死んでもうたんやて」と聞かされても、信じられないたいち。ゆずちゃんへのせつない思いが伝わってくる。」
    (村上淳子『その本読みたい!』の紹介より)

  • (読み終わって感じたこと) 阪神淡路大震災でおともだちが亡くなってしまうお話で、ゆずちゃんの夢、ふうせんやさんが叶わなかった悲しい話だった
    ふうせんやさんになりたい理由が素敵だなぁと思ったら

    (おもしろかったところ)関西弁だったところ
    (こんな人におすすめ)地震のことについて知りたい人

    小2女児

  • パパと読書

  • 2さつあります。

  • **********
    「災害・地震」に。

    阪神・淡路大震災の被害に遭った女の子の死を、同級生の男の子の目を通して語った本。

  • 目頭が熱くなった……
    風船屋さん……
    羽を傷めた鳥に風船をつけてあげる……
    泣ける……

  • ゆずちゃんのゆめに、優しさで心が満たされる。それが地震で。。。

  • 1年生~6年生の33人の子どもに読み聞かせをしました。
    途中から鼻をすする音が聞こえてきて、しっかり伝わっているんだなと感じました。

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著者プロフィール

作家。1941年、大阪府に生まれる。大阪薬科大学卒業。日本児童文学者協会会員。参議院議員、衆議院議員を歴任し、子どもの読書推進活動に尽力する。日本児童文学者協会会員。主な作品に、『ふしぎなおきゃく』(ひさかたチャイルド)、『子ども国会』『ゆずちゃん』『おーいタクヤくん』(ポプラ社)、『山のとしょかん』『森の本やさん』(文研出版)など多数ある。現在、文字・活字文化推進機構理事長、出版文化産業振興財団理事長。

「2021年 『ヘレーじいさんのうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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