仮面の恐怖王 (少年探偵・江戸川乱歩 22)

著者 :
  • ポプラ社
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591058626

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 東京港区の有馬家にある『星の宝冠』を狙う鉄仮面の恐怖王に捕らわれた明智探偵の脱出劇は、スリリングでなかなか気持ちいい。その後、京都三十三間堂や世田谷のクイーンという小さな映画館のスクリーンに突如として現れる黄金仮面の恐怖王。次の狙いは目黒区の片桐家にある国宝の菩薩像。小林少年とポケット小僧が絶体絶命に至るも、小林少年があくまで頑張りぬけば、ひとりでに運が開けてくるとポケット小僧に諭すシーンはグッと来た。昭和34年の作品。

  • 2013年1月25日

    装丁/藤田新策
    さし絵/佐竹美保

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江戸川乱歩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×