- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591099568
作品紹介・あらすじ
死んだインコの下からゆっくりと生えてきたのは、半透明のオッサン!?女子高生・片里名蘭はオッサンに取り憑かれてしまった!彼女を救うべく、オッサンの死の謎を追いはじめる後輩の中島。決して口に出してはならない、ある想いを抱いて-。
感想・レビュー・書評
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ビブロスさん読後感はクリアで爽快、同感です。読後感はクリアで爽快、同感です。2011/05/05
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知人に薦められて読み始めたこの本。
まず、自分を「妖精」と言い張る、おっさんの風貌の霊?が話のキーという設定に「へぇ~!」最初は突飛な感じがしたけど、そのやりとりや振り回され具合がなんとも面白い。
その霊に憑かれた先輩から霊を追い出すために奔走するが、なかなか上手くいかない。このまま先輩は乗っ取られてしまうのか?
この先どうなるの?と気になるのでどんどん読めてしまう。終盤には「えっ?」と思うようなことも分かり、これまた面白い。
初めて読んだ作家さんだったけど、また読んでみようかな。-
2011/05/05
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2012/07/02
移動中 -
なぜか途中で挫折・・・
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陳腐な幽霊もの。
ズッコケ探偵団てとこか。
ポプラ社大賞2千万円を手にした前作、
「削除ボーイズ0326」を経ての第2作。
意気込みばかりが空回りという感じ。
すでに4回を数えるポプラ社小説大賞でも
大賞受賞はいまだ彼のみ。もちっとがんば!
症例Aを読んで、プロの作家とはこういうもの
というのを学んでもらいたいものだ。
(直前に読んだ症例Aがあまりにも素晴らしいので) -
忙しくて一気に読めなかったので面白さ半減したのかな
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死んだインコの下からゆっくりと生えてきたのは、半透明のオッサン!?(引用より)。 いやはやシュールでおもしろかった。この方波見大志氏は数学とか数式がおそろしく、それっぽく作中に入れてくる。まぁ霊魂の上昇速度なんていくら計測したって無理があるので、「あーソレっぽい計算やってるなぁ」と受け止めるのが正しいのでしょう。気にしてはいけません。
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妖精と名乗るおっさんに憑依された女子高生とその周辺の物語。なんとか昇天させようとするけど、そこには殺人、いじめ、自殺などさまざまな問題が山積していて…
作品中の地の文で一人称がおかしいなぁ、と思っていたら物語後半で解決。そういうことだったんですね!
題名に込めた意味がわかんなかった。 -
2010年9月26日 読了。
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請求記号:F/カタハ
資料番号:011011616
女子高生、蘭に取り憑いてしまった半透明のオッサン。彼女を救おうと奔走する後輩の中島。その中島にもある秘密が…オッサンの正体は!?中島は蘭を無事救えるのか!?いじめ問題を交えながら物語は進んでいきますが,奇想天外なストーリーが面白いです。 -
出てくる登場人物が一人一人濃いキャラクターをもっていると思った。
ちょっと変人かな、と思う感じの登場人物もいたけど、そんな人がいたからこの話は面白いんだと思う。
この話は、主人公が秘密を明かしたところから話はもっと面白くなる。
なんだか、霊のおっさんはいてもいなくてもいいんじゃないか、と思うところがあった。
結局、霊の事件は適当に終わった感じがあった。
もっと、そっちの推理も真剣にしてほしかった。 -
以前読んだ「削除ボーイズ0326」がなかなか面白かった記憶があったので
この2作目も手に取ってみました。
こんな感じだったっけ? と思う箇所もあったけど、うっすら残っている
記憶と同じ青春小説で安心。
探偵の2人のキャラも飄々として面白いっすね。この2人が
主人公の作品も面白そうだなー。
基本的に霊もの(?)って苦手だったんだけど、量を読んでくると
さほど気にならなくなるもんですね。
ただ作品タイトルは...ややあざとい...かな?
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20080701ごろ
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方波見さんの第2作目ですが、前作同様に、とても読みやすいので、すぐに読み終わってしまいました。
始まりで、インコの亡骸から、オッサンの霊が出てきた時には、どんな展開になるのかと思いましたが、このオッサンの勘違い加減も、なかなか面白かったです。
高校生が主人公で、いじめや自殺を扱っているわりには重たい作品ではなく、読後感も爽やかです。
驚くようなどんでん返しはないけれど、誰もが幸せになれるような結末は、安心して読み切ることができるでしょう。
少し安易すぎるような気もしますが・・・。
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削除ボーイズ0326より面白いかも。
登場人物がみんな微妙に変人っていう方波見大志ワールドでしたね。 -
中島(主人公、男)の先輩(女)のインコが死んで、禿げおやじの霊があらわれた。
インコが恩返しに来たと思い込む先輩。
しかし、中島以外の人には霊が見えていないらしい。
ある時禿げおやじの霊とそっくりの顔写真がTVに映し出された。
なんと事件に巻き込まれて殺されたおやじらしい。
その禿げおやじ、先輩にとり付いて、じょじょに体を乗っ取り始めていた。
このままでは先輩がオヤジ化してしまう。
なんとか禿げおやじに成仏してもらうために、殺人事件の解決に乗り出す中島、とその仲間。
ボケたり突っ込んだりしながら物語は展開していきますが、シリアスな場面も出てきます。
どんでん返し的な展開に驚きます。
面白かったー!
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紹介記事を読んでギャグとしか思えない設定だと思ったが、思いの他まともな感じでした。
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前作よりおもしろいな。
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これは、読んでて純粋に楽しかった♪
青春、ミステリー、恋愛。。。いろんな要素がたくさん詰まってて、飽きずに読めた。