落語こてんパン

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 136
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591109311

感想・レビュー・書評

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  • かなり前に読んだ本だけど。
    こういう本を傍に置いて、いろいろな噺を聞き漁る時間が欲しいー。

  • 喬太郎師による、古典落語エッセイ。喬太郎もそうだけど、さん喬、小さん、小三治など、名席の噺でも聴いてみたいねえ。

  • 落語エッセイ。古典落語演目50席、簡単なストーリーと、その話を得意とする古今東西の落語家の紹介。小難しいこと考えずに楽しめる内容。

  • 柳家喬太郎師匠が好きな古典落語について綴ったエッセイ本。
    こういう本は家に一冊あると便利だよね。
    この落語の噺どんな話だったかなぁって探したりするのに。

  • 噺のまくらのように勢いがあって面白い内容を期待していたのだが、イマイチだった。本好き落語好きを対象に、もうちょっとマニアックな内容にして欲しかったなぁ。

  • 大人気の落語家、柳家喬太郎師匠が50の古典落語をひとつひとつ解説なさっている本です。

    私は特に落語に詳しいわけでもないのですが、ある日テレビで観た喬太郎師匠の落語があまりに面白かったのでこの本を手に取りました。
    落語への深い想いをビシビシ感じて、私は喬太郎師匠を大好きになってしまったのです。

    古典落語に初めて触れる方にもわかりやすく、ひとつひとつは短いのでどんどん読めます。
    「どの落語家さんの、何を観て(聴いて)みようか?」なんてときに、とても参考になります。
    パチンコで負けた話なんかも書いてておかしいです。師匠の声で聴こえてくる気がします。

    それまで落語はテレビで観る・CDで聴く程度だったんですが、この本を読んだ後、生でどうしても観たくなってひとりで定席寄席に行ったんです。
    すごく楽しくて大笑いして、ときどきホロリとしたりで、ホント感激したな~。
    いい思い出です。以来ときどき寄席や落語会へ出かけていますよ。
    楽しい世界へ踏み込むきっかけをくださった、感謝感謝の1冊です。

  • 知らない演目が多いのは知っていたけど、これほどとは。喬太郎の独演会はチェックしていたけど、師匠の高座も見たくなってので、今度から積極的にチェックする

  • 落語会のキョンキョン いうなれば私のアイドル、柳家喬太郎師匠がご自分の好きな落語を紹介する本。
    噺の大まかな説明はあるが落ちを書いてない噺もある、やはり自分の耳で聞いてこそ落語を楽しむということだろう!
    キョンキョンファンには、嬉しい本だな。。

  • 喬太郎師匠が好きな古典落語に対して
    簡単な説明やエピソードが数ページずつ
    書かれたエッセイ集です

    本を読みたい、だけど続きが気になる物は重たいし
    マンガという気分でもない・・・という時、
    気楽に手にできる本として
    本棚の目立つところに置いてあります

    読みながら寝てしまっても続きは気にならないし
    他人をくさして笑いをとってるわけでもないし
    それに何度か実際に聞いた喬太郎師匠の落語、
    そのマクラのまんまの語り口で書かれているので
    とーっても気楽に読めます

  • 落語ファン、喬太郎ファン向け。

    毎回、1つの落語ネタを選んで、その内容を紹介するとともに、喬太郎的な解釈と演じる上でのポイントなどが語られる。落語のネタを知っている方が面白いだろう。

    落語家としての柳家喬太郎が面白いのはもちろんだが、この人、ホント落語が好きだw それが伝わってくるのが面白い。

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著者プロフィール

落語家。1963年東京生まれ。
日本大学商学部卒業後、書店勤務を経て89年に柳家さん喬に入門。前座名は「さん坊」。93年、二ツ目に昇進し、喬太郎と改名。2000年、真打昇進。
01年彩の国落語大賞、05〜07年国立演芸場花形演芸会大賞、06年芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)ほか。

聞き書き・構成:馬場憲一
写真:武藤奈緒美

「2019年 『柳家喬太郎のヨーロッパ落語道中記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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