([え]2-21)鉄人Q 江戸川乱歩・少年探偵21 (ポプラ文庫クラシック え 2-21 少年探偵)

著者 :
制作 : 吉野 朔実 
  • ポプラ社
3.54
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本棚登録 : 123
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591111482

作品紹介・あらすじ

誘拐事件や宝石泥棒を引き起こしたロボット、鉄人Qをチンピラ別働隊のポケット小僧が大追跡。ついに突きとめたアジトの西洋館に小林少年とともに忍び込むが、待っていたのは恐ろしい魔の森だった…。鉄人Qの正体の正体は一体?名探偵明智小五郎の推理が光る…。

感想・レビュー・書評

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  • 少年探偵団大活躍だった。
    鉄人Qはもう人間やろこれ

  • シリーズ第21弾。
    表紙の絵が、とにかく怖いです。私が子どもだったら本を手にした時点で手足が震えてしまい、絶対に読んでみようとは思わなかったでしょう。ましてランドセルの中に入れて持ち帰るなんて想像もできません。

    今回は公園で不思議な老人と親しくなった北見少年が、老人が開発したロボット・鉄人Qを見せてもらうところから始まります。その鉄人Qが暴走して、誘拐や窃盗事件を引き起こしていくという話です。

    怖い表紙とは異なり、鉄人Qは子どもたちに優しかったです。吉野朔実さんの巻末イラストが上手に言い当てていると思いました。

  • 誘拐事件や宝石泥棒を引き起こしたロボット、鉄人Qをチンピラ別働隊のポケット小僧が大追跡。ついに突きとめたアジトの西洋館に小林少年とともに忍び込むが、待っていたのは恐ろしい魔の森だった…。鉄人Qの正体の正体は一体?名探偵明智小五郎の推理が光る…。
    【巻末エッセイ/吉野朔実】

  • 最後、まさか少年探偵団に捕まえさせに行くとは思わなかった。
    危険なことはさせなさそうだったのに。

  • 鉄人Q・・・とかのタイトルも今思うとありえない(笑)
    そして宝石店で鉄人かどうか。。。お店の人、先に気付こう!って感じ。

  • 今回はロボットだ! ラスト恒例の、少年探偵団と明智vs二十面相の大捕物が、いつにもまして豪勢です。まさか、宇宙怪人の時のアレを使うなんて!
    以前の事件解決で手に入れた資金を使って少年探偵団で揃いの衣装を用意したり、無線機を持ったりと装備が充実しましたね。
    少年探偵団の七つ道具の解説とかロマンですわ。

  • 1958年発表

  • 2010.06.30.読破

    巻末エッセイ/吉野朔実

  • 怪人二十面相が、鉄人ことロボットに扮装して誘拐事件や宝石泥棒を引き起こす。今回も明智探偵の登場は最後にちょっとだけで、もっぱら小林少年とチンピラ隊の活躍。

    途中で、このシリーズの次の作品「仮面の恐怖王」よりも後に起こった事件のお話であることがわかってしまうのだが、それがわかってりゃ、次巻から読んだのになぁ。。。でした。

    (2010/3/18)

  • 公園で遊んでいた北見君が見せてもらった謎の老人が作った「鉄人Q」。老人を襲い脱走した鉄人Q。村田ミドリちゃんの誘拐事件。銀行で金を奪った鉄人Q。その金を使った怪しい客を尾行する元チンピラ別動隊・鳥井君。上野の五重塔に監禁されるミドリちゃん。警官隊の突入。五重塔から逃走した鉄人Q。ポケット小僧が見つけた鉄人Q。尾行するポケット小僧。怪しい老人が操る鉄人Q。捕らえられたポケット小僧。脱出し小林少年に連絡をとるポケット小僧。アジトに踏み込んだ警官隊。逃走した鉄人Q。少年探偵団の中井くんと北見君が目撃した鉄人Q。捕らえられた二人。BDバッチを使って助けを呼ぶ二人。二人からの連絡で鉄人Qのアジトに侵入する小林少年とポケット小僧。中井くんと北見君を救出する小林少年。鏡の間、地下の森の冒険。中村警部と警官隊の突入。気球のついたエレベーターで逃走した鉄人Q。映画館から浅野行夫君を誘拐した鉄人Q。車での逃走中に現れた少年探偵団。運転手に化けた明智小五郎。正体を暴かれた怪人二十面相。プロペラを使った空中戦。

     2009年11月29日読了

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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