女王さまがおまちかね (ノベルズ・エクスプレス)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 203
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124673

感想・レビュー・書評

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  • 面白い!!読んでたら、先が気になる!!

  • 菅野さんの新作ということで、期待しながら読んだが、まったく面白くなかった。
    読書感想文がなかなか書けない本好きの小6女児と、クラスメイトの男児2人が、本の続きを独り占めする「女王さま」から、作家を救う話……がメインなのかな? いろんな要素が絡み過ぎていて、どれが話のメインか分からない。
    恐らく彼女は、読書感想文という「宿題」に対して批判的なんだと思うが、いわゆる「コピペ」で提出してもいいんじゃない?みたいな意見を述べている。「宿題」という観点では、批判的意見に賛成だが、コピペ容認的意見は「そこ(コピペ=書き方を真似ること)から、勉強すればいい」と意味だとしても、はっきり容認と書いてしまったことは、よろしくないのでは。しかも、「その本読んでなくてもいいよ」とまで書いている。小学生向けの本にそんなこと書いてしまうなんて……個人的には、すごくショックでした。
    今後、彼女の作品を読むか否か、迷いそうです。

著者プロフィール

1969年、福島県南相馬市生まれ。2002年、「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞受賞。2005年、「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題・加筆した『天山の巫女ソニン1 黄金の燕』でデビュー。同作品で第40回日本児童文学者協会新人賞を受賞した。「天山の巫女ソニン」シリーズ以外の著書に、『チポロ』3部作(講談社)、『羽州ものがたり』(角川書店)、『女王さまがおまちかね』(ポプラ社)、『アトリと五人の王』(中央公論新社)、『星天の兄弟』(東京創元社)がある。ペンネームは、子どものころ好きだった、雪を呼ぶといわれる初冬に飛ぶ虫の名からつけた。


「2023年 『YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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