([か]8-1)北里大学獣医学部 犬部! (ポプラ文庫 か 8-1)
- ポプラ社 (2012年4月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591129166
感想・レビュー・書評
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動物が好きな人にこそ読んで欲しいと思った。
若者、という生き物に溜め息をついてる大人にも読んでほしいと思った。
知らなければ知らないままだった話がたくさんある。
これをリアルタイムに知ることができなかった自分を歯痒く思うくらいに、
ここに書かれている皆はがんばっていた。
久しぶりに、良いルポを読ませてもらった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
がんばってるワカモノにエールを送りたくなる一冊。命って難しいけど、愛しい!
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私自身、一人の人間という動物として生きている以上、他の動物に情けのようなものをかけることに無条件に賛意を示す資格はないので、言いづらいですが。
動物保護や動物がかわいそう、という人は多くいますが、これに描かれているような汗や涙を流すような具体的な活動をしなければ、とやかくは言うことはできないような気がします。 -
無性にさくらに会いたい。さくらが死ぬときを想像したら涙が止まらなくなった。犬はご主人さま命だから、裏切られたらすごくショックだろうね。動物愛護を振りかざして、行政やボランティアを簡単に批判する人達がたくさんいるけど、志しを持った犬部の若者達にたくさんの命が救われている現実を多くの人達に伝えることが必要だね。
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行き場をなくした犬や猫などの動物を、お見合いさせて新しい居場所を作っていくための苦難だったり感動だったり悩みだったりを綴っている。
2012/12/23 -
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学生でお金も時間も無い中で、動物を保護する活動は本当にえらいな〜と思う。一方で、なぜそんなに動物が好きなのか??と根本的に理解出来ない自分が残念
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誰かを持ち上げるために誰かを落とすのではなく、思い入れがありながらも敢えて第三者的な視点で綴ろうとされていると思う。そのため、えらい学生たちだね、で終わるスッキリした読後感はない。そこがいいと思う。
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犬好きなので、犬部のみさなさんの頑張りに胸熱くなりました。
失礼ながら、私ならもう少し違った感じで書くだろうな、と。
いい題材なだけに。
淡々としたテイストは、あまり好みではなかったです。 -
命の危険にさらされている動物たちの保護に
全力で取り組む学生たちのノンフィクション。
私も犬が大好きだけど、この本風に言うならば「犬バカ」じゃなくて
ただの「犬好き」 とてもここまでの活動は出来ない。頭が下がる。
せめて、我が家にいる二頭のワンコを今まで通り愛し続けて、
最後の最後まで大事にしたいと思う。
全ての飼い主がそうでありさえすれば、
悲しい動物たちは存在しないはずなのに。