- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591149355
感想・レビュー・書評
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仄暗い灰色の世界の中に微かにきらめく光を見たような、上手く言い表せないけどとても綺麗で寂しくて愛おしい物語でした。
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新たに好きなシリーズができてしまいました。
あることから逃避したくて、イギリス在住の叔母を頼り留学に来た大学生のカイ。
しかしファンタズニックに巻き込まれたことで、<英国特別幻想取締報告局>のランスと知り合います。
妖精、精霊、魔術、幽霊・・・etc.全部盛りのファンタジー。
ハリポタ読者としても楽しませていただきました。
かたや無自覚苦労性、かたや万年貧血という平熱低めバディの今後が楽しみです。 -
久しぶりに物語シリーズにはまった。
塩系男子が好きなこともあるけど、カイとランスの絶妙な距離感と思いやる心がファンタジーというプロットの中ですごくよい色を出していると思う。
基本的に怖いシーンがなく、繊細な感情を描写しているセンチメンタリズムの一派なのかなと勝手に推測。
英国での話だから、ぜひ英語で読んでみたい。
また雰囲気が変わるのだろうか。いやそのままの温かさが残るのかもしれない。
はやく2冊目に行きたいとこれほどまでに思ったのは久しぶりである。 -
スーが可愛い。それに尽きる
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霊的なものとの関わりや、それらを介して主人公二人が近づいていく物語自体は、とてもわかりやすい展開で読みやすかったけど、いまひとつ面白さに欠けるように感じた。続き次第かなあという印象。
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これすごく好き。人間と関わるのが苦手なもの同士で少しずつ交流を深めていく様、イギリスの田舎の静けさ、薄曇りの気候、そんな空気が感じられる。