ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152829

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  • 説明
    内容紹介
    人間関係、負の感情、人生の不安……
    「もう、後悔するほど、悩まなくていいンだよ」
    ツイッター(@koikekazuo)フォロワー数40万人突破!
    80歳の著者による、悩みが一気になくなる300の言葉。

    ツイッターの「いいね」数上位のつぶやきを中心に厳選した
    “人生が好転する"“今やるべき答えが見つかる"“心がラクになる"言葉をお届けします。

    ・人とうまく付き合えない…
    【他人に「完全」を求めないこと。
    自分自身が「不完全」なのだから。】

    ・相手に嫌な言葉を投げかけられた…
    【感情的な相手には、平常心で対抗するのが最強の攻撃。】

    ・相性が悪い人がいる…
    【「放っておく」という対処法が最良だということも多いと最近感じる。
    「無関心」ではなく、あえて放っておく。】

    ・相手の言動にイライラしてしまう……
    【「人に条件をつけない」と心に思うだけで、
    好きになる人はずいぶンと増える。】

    ・喧嘩が長引いてしまう……
    【喧嘩の仕方で一番まずいのは
    「その喧嘩以外の件を持ち出すこと」と
    「過去の件を持ち出すこと」である】

    ・すぐに落ち込んでしまう……
    【「自分の感情に振り回されるのをやめる」のはとても大事なこと。】

    ・つらくてどうしようもない……
    【自分が地獄にいると思ったら、そンなところでぐずぐず止まっていないで、
    突っ走って脱出するのだ。なりふりかまわず、逃げ出せ。】
    【過去には本当につらい日もあったンだけど、今日はあの日から一番遠い日】



    著者のツイッターをフォローしていて 心がモヤモヤしてる時などにツイートを読むと そうだよねぇー!ってちょっと前向きになっています。
    文中に気になる文章がいくつかあります。

    『過去のつらさや未来の不安をできるだけ減らすのは、「今」「現在」に集中して生きることだけなンだよね。集中した今が、一瞬一瞬過去になり、一瞬一瞬未来をつくる。それに、今、自分でどうにかできるのは、過去・現在・未来のなかで、「現在」だけ。』

    私は先を考えるあまり不安になることがよくあるので心に響きます。

    『他人に嘘はつけるけど、自分は自分に嘘はつけないからね。』

    これは常日頃から思っていること。
    自分を嫌いになりたくないので自分に嘘はつきたくないです。

    『ぼくが、固く心に決めているのは「人からの伝聞や噂で人を嫌いにならない」ことである。
    人の話には、必ず人の主観がまじる。逆に、やり取りのない人には、勝手に自分像をつくられたくない。
    人を好きになることぐらい、人を嫌いになることぐらい、自分一人できめろ。』

    人と接する中でよく思うことです。人は噂話や陰口がとても好きですよね。同意したくないからその会話には入らないようにしているけど 2人で話している時にそんな話をされると困ってしまいます。自分の目で見てその人を判断したいと思っているから...

  • 小池さんの本を読んで、一番思うことは何事も「バランス」を意識するのが大切ということ。
    考えすぎてもいけないし、考えなさすぎてもいけない。正直はいいけど、バカ正直はダメ。
    中庸という言葉もあるけど、バランスって本当に大切だと思う。

    印象に残った言葉
    ●「優しい気持ちでいる」と覚悟することで、人生はずいぶんと生きやすく豊かなものになる。
    ●何をするときも
    「コレは自分を幸せにするか」
    「コレは人を幸せにするか」
    を基準に考え行動するのが一番いい生き方。

  • 読みながら頷くことあり。
    言ったことは根に持たないから気にするな、はまさに過去言われてモヤモヤした言葉。
    無理せず自分を雑に扱わないように。

  • 格言の言葉にはよくある普遍的なもので、当たり前に肯定できる言葉が多いけど、著者の言葉はどこか違う。 例えば、自信には「根拠のない自信と根拠のある自信があ」って「根拠のない自信は子供の時に親から与えられるものなので、精一杯肯定して子育てすべき」だと言っています。無意識の部分を意識化させてくれるます。飽きる繰り返しの日常では「誰と出会うかで人生は決まる」と、胸が熱くなるじゃありませんか。自己肯定感を得られるのと、勇気が湧いてくる一冊です。

  • 80年生きてこられたクリエイターの言葉はとても心に響きます。読んでいて心が軽くなりました。

著者プロフィール

小池一夫(KOIKE Kazuo)
1949年山梨県生まれ。桜美林学園理事長。桜美林大学名誉教授、聖徳大学名誉教授。英語学・英語史・英語語彙論専攻。日本英語教育英学会理事長・評議員、日本英語表現学会理事、日本文体論学会理事、片平会顧問。著書に『英語学概説』(青磁書房)、『語と構造の間―英語学研究序説―』(青磁書房)、『英語の世界』(共著、三修社)など。その他、英語学・言語学・英語教育に関する論文多数。

「2023年 『君は大学で何を学ぶべきか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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