父親ができる最高の子育て (ポプラ新書 た 7-1)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591154410

作品紹介・あらすじ

ハーバード大が2013年に「何が人を幸せにするか」という調査結果を出した。
成功する人の条件は、IQではなくコミュニケーション能力の高さであり、
とくに幼少期の母親との良好な関係が影響していることがわかった。

ただ、母子は距離が近くなりすぎてしまう傾向が強い。
30年以上にわたり30万人以上の親子を見てきた花まる学習会の高濱先生は、
そんな時こそ、父親の存在が家庭環境を変えていくのだと言う。

父親だからこそ、子どもを偏差値エリートでなく「生き抜く力」を持つ大人に導くことができる。

時間がなくても、家事・育児スキルがなくてもOK!
イクメンを目指さなくてよい!
現場で多くの親子、とくに母親を見てきた高濱先生ならではの実践的子育てノウハウを1冊に。
母親から父親へのプレゼントにも最適。

感想・レビュー・書評

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  • 子育てに関しての父親の役割や子供の接し方、母親とどう協力して子育てをしていったらいいかが書かれた本。
    子育てに関して父親が最も果たすべきは母親の笑顔を守ること。
    また、母親の話をよく聞いて支えとなり、決断するところでは決断を下すこと。
    概要的な話だけではなく、エピソードを交えながら具体的に説明をしているので
    話の内容が分かりやすく、理解しやすい。
    子育てに参加したいけどどうしたらいいかわからない
    子供とたくさん遊びたいけど遊び方がわからない
    母親とどのように接したらいいかわからないなど
    子育てに関して悩んでいる父親にはぜひとも1度読んでもらいたい本。

  • 夫があまり子育てに参加していない、もしくは夫婦共に子供には関心があるけど夫婦仲はよくない家庭には特によく響くのかも?
    著者はあくまで一般論で話をしているのだろうけど、個人的に「男はこうであり、女はこうだ」「母親はこうで、父親はこうだ」という考え方があまり好きでは無いのであまり素直に内容と受け入れられなかった。

  • 父親学級や父子手帳の代わりに目次だけでも配って読んで欲しい内容でした。イクメンなんて言う外面だけ良いお父さんにはならないで、こんな父親が沢山いたら母親も子供もハッピー♪
    日本の未来も明るいはず!

  • 父親の心構えを学ぶため、読みました。本書の内容を一言でいうと「父親ができる最も効果的なことは、夫婦の関係を良くすること」です。自分ができることに集中し、妻とタッグを組む意識が重要と感じました。

  • 父親と母親では必要な子どもへの接し方は異なり、それぞれに役目があることがよくわかる。自分は世の中のお父さんに比べたら格段に子どもと接してはいるが、接し方については、もっと考える必要があるなと思った。

  • 遊び方
    - 屋内
    - 単位遊び 100gにそろえる、とか
    - 推理ごっこ 家の中の写真をあてる
    - ボードゲームで勝負後に感想戦
    - 屋外
    - 町で色を探すとか
    - 人間ウォッチング
    - 買い物


    - せいめいのれきし 改訂版 バージニア
    - よわいかみ つよいかたち 加古
    - はははのはなし 加古
    - 食べられる植物 森谷
    - これが本当の大きさ スティーブ
    - 新幹線の旅 コマヤスカン
    - やこうれっしゃ 西村
    - しごとば 鈴木のりたけ
    - 父さんの小さかった時
    - よるのびょういん
    - きんいろのきつね
    - イギリスとアイルランドの昔話
    - 昨日の夜、おとうさんが遅く帰った、そのわけは。。。市川宣子
    - もりのなか マリーホールエッツ

  • 父親ができる最高の子育て
    2017/4/11 著:高濱正伸

    多くの父親は、家庭に「居場所」がない。そして、こうした父親不在の家庭で子どもを育てている母親もまた「孤独」である。

    家庭環境が変化し、いつの間にか父親と母親と子どもの間に距離ができやすくなっている。

    その中で父親目線で何が出ているかについて本書は以下の5章から成っている。
    ①家族の9割はうまくいっていない
    ②父親がすべきたったひとつのこと
    ③父親の役割とは何か?
    ④結婚後・出産後にうまくいかなくなる理由
    ⑤父親が伝える「生き抜く力」

    父親として出来ることはもちろん子どもに積極的に関与することであるものの、何より大切なことはそれ以上に妻に関与、妻とコミュニケーションをとりタッグとなり、子どもとの両親としての関わり合いを深めることである。

    何よりも妻。妻あっての子どもであり妻あっての自分という気持ちくらいが丁度いいのかもしれない。

    環境によってどれが一番なのかはわからない。
    いろいろ試しながらでも気づきながら関わっていくのが一番である。無理せず、時には無理もしながら家族全員で成長していくのが良いのかもしれない。

  • 図書館にて。
    新聞の広告で見て図書館に予約、自分が読むより前に夫に読んでもらった。どうだった?と聞いたら「(毎週欠かさず見ているEテレの番組)すくすく子育てでやってたようなことだった」となんだかはっきりしない。それは感想じゃないし。変に思って読んでみたら、まあ感想言えないよね。
    私が読んでみてこの本って、奥さんを大事にしろと言ってると思った。大事にしろ。もっと言えば人間として尊重しろ。話を聞け。自分の考えを押し付けるな。それって、こんなご大層に本に教えてもらえないとできないことなんですかね。確かに夫のせいで奥さんがイライラ、子供と接する時間が一番長い奥さんが子供に八つ当たりなどしたら最悪。わかりやすくよくあることだよね。
    特に印象的だったのは第3章、男性は自分の見える世界だけで生きている。奥さんと分かり合うということなんて頭にない、そしてそんな夫と分かり合うことを諦め放棄している妻。もう、あるある。そこまで分析しておきながら、妻の話にはうなずきながらへーなるほどと言っておけっていうアドバイスって雑だよなあ。気持ちが入ってなけれはすぐばれるっての。これに大きく頷いて実践してる旦那がいたら馬鹿すぎるし。
    こんな本を読まなければ妻の立場に立って考えることも出来ず、自分がされたら一瞬で切れるようなことを延々とかつては幸せにすると宣言した人に繰り返す。一緒に子供のことを考えたい、話し合いたい妻の土俵に乗ってくれないなら、そっちの土俵に乗るってのも手だなと思うんだけど、それももう関係を諦めてることになるんだろうか。
    うーん、妻の立場からすると全く冷静になれない。
    救いは、この本を手にとった人は父親としてなにかしたいと思ってる人なんだろうなということ。でもこの内容ならがっかりする男性が多いんじゃないのかな。そう思ってしまう私も相当か。

  • 大事なこと
    ・妻を笑顔にすることが夫の仕事
    ・子供と遊ぶこと
    ・勉強を教えること
    ・うなづくこと
    ・子供に自信を持たせること
    ・家族マラソン
    ・なんでもない日にプレゼントを買って帰ること


    俺は仕事をしているんだという態度を貫いた人が晩年熟年離婚を迫られることは火を見るよりも明らか。

    あと共働きになるといやが上にも男性も育児に参加するので良いことなんだと実感。



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著者プロフィール

高濱正伸(たかはま まさのぶ):
花まる学習会代表。1959年、熊本生まれ。東京大学農学部・同大学院修了。
学生時代から予備校等で受験生を指導する中、学力の伸び悩み・人間関係での挫折と引きこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信。1993年、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立(現在は年中〜中学生)。2015年より、佐賀県武雄市で官民一体型学校を開始。著書多数。

「2022年 『マンガとクイズでまるごと覚える!47都道府県地理カード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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