幕末・維新人物伝 大久保利通 (日本の歴史 コミック版 61)

制作 : 加来 耕三 
  • ポプラ社
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本棚登録 : 79
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591156506

作品紹介・あらすじ

2018年NHK大河ドラマ『せごどん』で注目される西郷隆盛の親友にして同志で、「維新の三傑」とよばれた大久保利通の生涯をコミックで描く!
幕末の薩摩(鹿児島県)にて、下級藩士の子に生まれた大久保利通は、幼なじみで親友の西郷隆盛とともに成長する。苦難の青春時代を送った利通だが、その才覚で藩主の父・島津久光の目に留まり、次第に頭角をあらわし、薩摩藩士たちの中心人物となる。そしてついには、衰退した徳川幕府を倒し、明治政府の中心人物として近代日本の基礎を築いていく──!

感想・レビュー・書評

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  • 外交エピソードはよく知らなかったけど凄いことね

  • あたまがよくて凄いな〜と、思いました。

  • [墨田区図書館]

    やっと最近大河ドラマの「せごどん」を少し観るようになり、「西郷隆盛」がわかってきた模様。なのでマンガ伝記ではこの大河ドラマに出てくる人物たちを借りようと図書館で探したのだが、、、?夏休みだからか?大久保利通と伊藤博文しかない!

    ただこちらの大久保利通に関しては小学館とポプラ社のもあったので、二冊借りてきてみた、どうちがうかな?

    ポプラ社の方が、人物の顔が大きく、パッと見で見やすい感じ。その理由は、同じ大きさの本でも欄外をほぼないコマ割り構成で作画しているコマの大きさのせいかとも思ったけれど、読んでみて確証に変わった。この本に関してかもだけど(大抵シリーズものでも本ごとに監修や作画が違うこともあるので)、ポプラ社の方が内容が簡略化されていて初心者には分かりやすい!記憶力がなくて五教科の中ではもっとも社会を苦手とする私が読んでいてもまだ何とか追いつける。

    もちろん細かい説明とか、背景の出来事までを知って"本当に"理解して覚えるためには小学館の方がいいかも。表&裏表紙にまとめられた「大久保利通関連マップ」や大久保利通の実際の写真を始め、マンガ中でもP15で紹介されている郷中教育(ごじゅうきょういく)の説明は図式化されたり、理解を助けるための資料化が良い。巻末にまとめられた年表でも、定番となる「世界のおもな出来事」が表下部に書かれていて、いかにも漏れなく全てを知ることが出来そう。

    ただ更に"読む"気があれば、ポプラ社の方では巻末に文章で解説があるし、続く豆知識でも表舞台では紹介されない大久保のことがわかってより深い人物像を得ることが出来るし、世界のできごとがない年表は8頁にも及び、各項目内容も小学館のものよりもやや詳細に書かれている。

    ただ息子がこれらの文字を読むとは思えないので、、、、現段階での評価は最低限?の知識のみをマンガ本文で紹介してくれるポプラ社に軍配が。そのうち初歩知識が身についたあと、小学館の方に軍配を挙げる時が来るといいな。あときっと定番ものとしては学研、もしかしたら角川のがあるはず。恐らく学研は小学館と肩を並べると思うけど、どう違うのかな、そっちも読み比べてみたい。

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