執筆中につき後宮ではお静かに: 愛書妃の朱国宮廷抄 (ポプラ文庫ピュアフル た 2-1)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 109
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591164723

作品紹介・あらすじ

<内容紹介>
小説家を目指す娘・青楓(ただし才能は皆無)は、自分の部屋を持てて引きこもれる、という理由で後宮入りし、日々執筆にいそしんでいた。ある夜、原稿応募のために出歩いていると、謎の襲撃者たちに遭遇する。間一髪のところを助けてくれたのは、この国を統べる皇帝だった!
創作活動でムダに蓄えた知識を買われた青楓は、執筆の平穏を条件に、後宮で起きた不審死事件の真相を掴むべく、囮になることを命じられるが――。
愛憎渦巻く後宮にて、変わり者妃が謎を解き明かす!

<プロフィール>
田井ノエル(たい・のえる)
愛媛県在住。『道後温泉 湯築屋 暖簾のむこうは神様のお宿でした』で「第6回ネット小説大賞」を受賞しデビュー。主な作品に「道後温泉 湯築屋」シリーズのほか、『松山あやかし桜 坂の上のレストラン《東雲》』など。

感想・レビュー・書評

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  • 後宮で平和に執筆活動をするはずがいろいろ巻き込まれていく話。 愛書妃最高!桃花可愛い!(怒られる) 青楓と紅劉お似合いだと思うんだけどなぁ〜〜でも青楓の理想を叶えるなら星光かな〜〜? 今回もタイノエワールド最高でした!

  • 青楓の、文学以外の才能が、事件は解決し、後宮は活性化(?)させて、めでたい! でも、才能は皆無でも、好きでたまらないことに励ませてあげたいなあ、個人的には。

  • 創作以外の才能にはとても恵まれている様子。ひたすらマイペースなヒロイン大好きです。続編出てほしいな

  • 主人公が熱望する作家としての能力は最低だけども、作家になるために得た知識と能力がずば抜けている、でも本人はそれを自覚していない・・・という事だと思うのですが、それがうまく表現できておらず、それを読み取れるかどうかで、作品の評価が随分と変わるような気がします。
    主人公は超変人ですが、それ以外にも基本変な人しか出なくて、どのキャラクターも好きですね、見るだけなら害はありませんし。
    ストーリーもテンポよく進み、構成も良く、読みやすかったです。

  • 続編希望!主人公の妃が26歳っていうのがなんだか新鮮でした。(そこの設定はあまり際立っていなかったけど)

  • 青楓がなかなか良いキャラしてた。
    というか一年練習してなくて琴弾けることとか、咄嗟に七弦から五弦の弾き方に変えるのスゴいと思うんだけど。
    青楓って天才肌なんだろうな。
    多分、一度身につけたことならサラッとこなしちゃうし、やったことないことでも十分に知識があれば実践も出来るよ的なね。
    そして、見栄をはらずサバサバした性格が好ましいのもあって惹かれる人は沢山いるよなぁ。
    本人が望んでなくても、呉華妃や星光、金恵妃はそういうとこ気に入っちゃったよね。

    紅劉が最後らへんでは完全に青楓に惹かれてて笑った。
    星光はライバルになるのかな?
    今は気に入ってるくらいの感じだけどな。

    続き出るなら読みたいけど、出るのかな?

  • 小説の執筆をしたいからと、貧乏貴族の青楓は妹の代わりに後宮へ上がるが、小説の才能は皆無なので全く売れず。ひょんな事から皇帝に見初められ、位が上がる事になり…持ち前の知性が、やや残念な方向へ向かってはいるけど、後宮の謎を解いていくのは流石。青楓なら望んでなくても皇后の座に座れそうですね。続編希望です。

  • 暇潰し用に、変わった設定に興味を持って購入したのですが、個人的にあたりでした。よくある中華後宮ものかなとおもったんですが、キャラの癖が強すぎてすごいです。
    主人公の趣味の小説の下手っぷりも凄まじければ、高級妃たちの性格もアレコレ取りそろえていて笑えました。後宮のシステムもちょっと独特でなかなか楽しいです。

  • ‪金恵妃の話好きいいいってジタバタしてしまった。そういう設定大好き‬。呉華妃も愛くるしい....‬
    ‪みんな好き。そしてラムラムかわいい‬。
    ‪黒幕は!?結末は!?!を知りたいドキドキで一気読みしてしまいました‬。解き明かされた謎と陰謀の最後はちょっと悲しいものだったけど、それを上回る面白さ。青楓のドタバタ後宮物語、もっと読みたいです

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著者プロフィール

略してタイノエ。小説家のような生物。愛媛県松山市近辺在住。2018年、第6回ネット小説大賞を受賞して商業デビュー。代表作に『道後温泉 湯築屋』シリーズ(双葉文庫)、『大阪マダム、後宮妃になる!』(小学館文庫キャラブン!)などがある。@tainoe_tainoel

「2023年 『執筆中につき後宮ではお静かに 愛書妃の朱国宮廷抄 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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