ざんねん? はんぱない! 脳のなかのびっくり事典

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591167564

作品紹介・あらすじ

『びっくり事典』シリーズの新刊が登場。今度のテーマは「脳」! 学習や記憶はどのようなメカニズムで行われている? 光や音、温度や触覚といった外部刺激から、どのようにして世界観を作り上げているか? 感情とは何かなど、脳にまつわるさまざまな謎を紹介していきます。

感想・レビュー・書評

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  • お酒を飲むと嫌な記憶は強まる!とか、やけ酒は良くないって事がよく分かった。
    滅多にお酒は飲まないけど、どうせ飲むなら楽しい気分の時にしよーっと。
    他にもへぇーな事が沢山載っていて面白い。

  • 医学博士で東京医科歯科大学名誉教授の奈良信雄さん監修。ルビがふってあり、小学校中学年から読める。朝読書にもよいが、親子で読むなど読んでもらうと会話が広がっておもしろい。シリーズあり。

    序章 脳の基本
    ・体のコントロールをする!
    ・ざっくり4つにわかれている
    ・大脳は知的なはたらきをする
    ・生きる活動を支える脳幹と間脳
    ・小脳が体を動かす指示をだす

    1章 ざんねんな脳
    ・脳は司令塔なのに無視されることがある!
    ・痛さが自分と友だちで同じとはかぎらない
    ・痛みになれることはない
    ・起きていたくてもつかれているとねむらされる
    ・春になるとねむくなるのは脳のかんちがいかも?
    ・脳は自分からすすんでどんどんわすれようとする
    ・2歳より前の記憶は家族から聞いた話でしかない!?
    ・「脳細胞は1日10万個死ぬ」説はいいかげん
    ・女性の脳は男性の脳より3歳若い
    ・お酒を飲むとイヤな記憶は強まる!
    ・防御力の高い脳でもお酒には弱い
    ・思いこみで食べ物の味が変わる
    ・思いこみで目の前の変化に気がつかない
    ・自分は変わらないと思いこみがち
    ・右脳トレーニング? 効果はあやしい
    ・自分語りをすると脳が気持ちいい!
    ・面白いと感じた話は気持ちいいから伝えたくなる
    ・恋する気持ちは脳の戦略!?
    ・ねむりが短い人ほど脳は早く歳をとる
    ・「あと5分だけ…」の二度寝は体に悪い
    ・ほめられてテングになるのはしょうがない
    ・ヘルメットをかぶるだけで気が大きくなる
    ・自分がエラいと思うと優しさをうしないやすい
    ・歳をとると寝つきが悪くなる
    ・ねる前にスマホやゲームをするとねむれなくなりがち
    ・ジャンクフードは食べすぎる!
    ・脳は好ききらいがはげしい食いしんぼう
    ・脳はよく聞きまちがえる
    ・人がかぎ分けられるにおいはそれほど多くない
    ・言葉をしゃべることが人間のすごい力をおさえているかも!?
    ・脳にとって人間の体の能力はめちゃ低いかも!?
    ・覚えられる数字は8けたまで!?
    ・社会からはなれた生活をすると脳がちぢむ
    ・音痴な人は頭のなかで立体図を回せない!?
    ・家族の名前を呼びまちがえるのはしょうがない
    ・脳は言い訳する!
    ・4人に1人は味に超敏感

    ひと休みコラム
    ・色はいろいろと気持ちに影響をもたらします
    ・脳のかんちがい 錯覚を体験しよう!(1)
    ・脳にまつわる現象にはいろいろな名前がついている!
    ・暗記に使えるローマンルーム法
    ・脳の研究 ざんねん編
    ・記憶の実験に人やサルは使いにくい

    2章 びっくりな脳
    ・イラッとする気持ちは5秒でおさえられる
    ・脳のなかで天使と悪魔が戦う!?
    ・痛がっている人を見た人も痛みを感じちゃう
    ・人の脳はかなりでかい!
    ・加熱調理が人の脳を大きくした?
    ・刺激の伝わる速さは1秒で120メートル
    ・軽いジョキングが脳のはたらきを整える
    ・バドミントンで脳の機能がアップ!
    ・水を1ぱい飲むだけで脳が元気になる!
    ・脳幹は24時間休まない
    ・見たい夢を見ることができるかもしれない!
    ・ねている間に記憶は早送り再生されている
    ・ぎゅっと手をにぎると記憶力アップ!
    ・リフレッシュすると記憶力がアップ!
    ・お腹がすくと記憶力がアップする
    ・バラのかおりで記憶力が高まる!?
    ・大人がど忘れしやすいと感じるのは気にしすぎ
    ・ど忘れする前と似た状況をつくると思いだしやすい
    ・海馬の神経細胞は歳をとってもふえる
    ・脳は半分しかなくても平気な場合がある
    ・クロスワードパズルで本当に脳が若返る
    ・恋をすると脳も体も若返る
    ・気持ちが若い人は脳も若い
    ・脳の活動パターンでだれなのかわかっちゃう
    ・太陽の光をあびると時差ボケは治りやすい
    ・一度知ると、その後それをやたらと見たり聞いたりしがち
    ・テレビゲームで遊ぶと集中力が高まる
    ・なかまに注意されると集中力は回復する
    ・応援やはげましは脳にきく!
    ・「花よりだんご」な脳の人がいる
    ・ペットとふれあうと本当にいやされる
    ・脳は歳をとると幸せを感じやすくなる
    ・朝、運動をすると脳がいい感じに目覚める
    ・目の動きはとにかくいそがしい
    ・子どもは大人より外国語を習得しやすい
    ・心がインターネットでつながる!?

    ひと休みコラム
    ・脳のかんちがい 錯覚を体験しよう!(2)
    ・でたらめなのになぜか読めるタイポグリセミアを試そう!
    ・コーヒーと脳のふしぎな話
    ・脳の研究 びっくり編
    ・人がつくったミニ脳に活動があった

    3章 こわい脳
    ・やろうと思う前に脳は行動を決めている
    ・子どもは催眠術にかかりやすい
    ・「人の不幸はみつの味」は本当!
    ・ショックで記憶をうしなうことがある
    ・こわいドキドキを好き♥のドキドキとかんちがいしちゃう
    ・ストレスはうつる!
    ・脳には人の健康を感じるセンサーがある
    ・脳は人を見かけで判断しちゃう!
    ・生まれるまでに神経細胞の半分が死ぬ!
    ・恐怖体験はなかなかわすれられない
    ・「いいね!」はクセになる
    ・脳はわりかしギャンブラー
    ・にせものの手を自分の手だと感じる錯覚がある
    ・計算を想像するだけで脳が苦しくなる人がいる
    ・意思をしめせないのに意識がある状態がある
    ・脳は自分の死を認めない
    ・脳は自分のまちがいを認めない
    ・人がさわられているのに自分がさわられていると感じる人がいる
    ・なぜか外国語なまりになっちゃう人がいる
    ・霊がのりうつる現象は脳科学的には、ある!

    ひと休みコラム
    ・脳のかんちがい 錯覚を体験しよう!(3)
    ・脳がとまどう! ストループ効果
    ・脳の研究 こわい編
    ・臨死体験は脳が見せる幻覚!?

  • 小学生向けの本ですが、大人の自分が読んでも面白かったです

  • 面白くわかりやすい脳の不思議なお話。
    ウマく活用できれば能力アップ。

  • 小学生の息子が夢中になって読んでいた。

  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/460085

  • 知らないことがたくさんのっていて
    おもしろかった

  • 特に気になったのは次の3つ

    ◎ねむりが短い人ほど脳は早く歳をとる
    検証の結果、睡眠時間が短い人ほど、理解する能力や判断する力など、認知能力が低いとのこと。
    →やりたい事のために睡眠時間を削ることは、一番してはいけない。

    ◎2度寝は体に悪い
    せっかく起きたのにもう一度寝ようとすると、睡眠を引き起こす化学物質をたくさんだしちゃう。すると、1日のリズムが崩れ、睡眠による体力回復もじゃまされるし、脳も混乱を起こすとのこと。
    →二度寝しないためにも、さっきの睡眠を削らないことが大切になりそう


    ◎水を1杯のむだけで脳が元気になる
    ぼんやりして集中がない時に、水を飲むことで知能検査の結果が良くなったとのこと。
    →脳だけの影響ではないのかもしれないが、朝1番にコップ1杯の水を飲むことは、脳にとっても非常に有効。最近は朝活をしているので、継続して行いたい。


    ◼️アクションプラン
    ・どんな時も睡眠時間を削らない
    ・朝起きてコップ1杯の水を飲んで朝活をする


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著者プロフィール

こざき ゆう
児童書ライター、作家。新刊に『Dr.ちゅーぐるの事件簿』(漫画原作、ポプラ社)、『泣ける! 鬼のおはなし図鑑』(学研プラス)、『大人も知らない!? 偉人の実は…』(共著、文響社)など。ほか、『からだのなかのびっくり事典』シリーズ(ポプラ社)、『うっかりオリンピック』(集英社)など多数。

「2022年 『10歳からのおもしろ!フェルミ推定』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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