かなしみのぼうけん (ポプラ社の絵本 75)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591169438

作品紹介・あらすじ

近藤薫美子さんの描く絵は「自然の中の生」への愛情がたっぷり。既刊『せかいかえるかいぎ』では、世界中のかえるたちがにぎやかに暮らす豊かな自然を楽しく描いています。本作は、愛する者の死をのりこえる心の冒険を情感豊かに描いた絵本。ひとつのいのちが終わっても、忘れずにいれば、共に生きる明日がそこにある。そして、豊かな自然はのこされて生きるものをやさしく包み、生きる力を与えてくれる。子どもたちにとっても、みぢかな人やペットなどの「死」に直面する場面があります。のこされて生きること、そして、かなしみの冒険の先にある希望を描いた絵本です。そして、それぞれの絵には「ひみつ」がかくされています。絵をさかさまにひっくりかえしてみると……?

感想・レビュー・書評

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  • YouTube版 本の海大冒険 絵本編〈33〉 『かなしみのぼうけん』 - YouTube
    https://www.youtube.com/watch?v=DssztO8Fgoo

    絵本『かなしみのぼうけん』で描きたかったこと・伝えたいこと━━近藤薫美子さん×花田睦子さんのおしゃべりから|ポプラ社 こどもの本編集部
    https://note.com/poplar_jidousho/n/n2063967a072b

    かなしみのぼうけん|ポプラ社の絵本|創作絵本(国内)|本を探す|ポプラ社
    https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2083075.html
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    翠さんの本棚から

  • ほぼ絵で進んでいく。
    感受性が必要な感じのする絵本だった。

  • ほとんど文字のない絵から想像が広がる作品。進んでいるのか、ただどこかに行きたいのか、追いかけているのか…。絵の中に込められたキャンディへの想い。
    戻らない事を知りつつ、きっとずっと側にいることも知りつつ。

  • わかるようで、わらないようで、わかる。
    キャンディの死。ちょっと不気味な世界だけど、持っていける場所がない気持ちを、ひたすら三輪車をこぎ、森の中を冒険をする。不気味だけど、繊細な物語。

  • かなしみの先にあるものを描いた絵本。字はほとんどない。だから余白を想像できるのだと思う。

  • ペットを亡くした悲しみをで絵で表現。さかさにすると....のしかけつき。絵を見て心で感じる絵本。

  • なかなかわからないです。何回読んでも難解でした。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。製菓会社企画室勤務を経て絵本作家となる。作品に『かまきりっこ』『のにっき-野日記-』『たねいっぱいわらったね』(以上、アリス館)、『もりへぞろぞろ』(村田喜代子・作)『はじめまして』(共に偕成社)、「むしホテル」シリーズ(きねかわいつか・文)『くぬぎの木いっぽん』(共にBL出版)、『まよいが』(柳田国男・原作、京極夏彦・文/汐文社)、『せかいかえるかいぎ』『かなしみのぼうけん』(2022年版ホワイトレイブンズ選出、共にポプラ社)など多数。

「2023年 『それよりこわい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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