- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591170557
作品紹介・あらすじ
人口500人の島に暮らす小6のセイは、あるとき同級生6人のひとり、カイトが両親ののこした借金の問題で、大人たちから自由を奪われそうになっているのを知る。ピンチを救おうと、同級生の少女ミナミが提案したのは、海で集めた物や生き物をネットで売ること! めざすは100万円。少年少女の挑戦がもたらすものとは……?
掴め! 海の先にある、ぼくらだけの未来を。
少年たちの生の叫びがまぶしい成長物語。
感想・レビュー・書評
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表紙の鮮やかなイメージとはちょっと違って、島で生まれた子どもたちの話だった。私も島育ちなので、中学時代に人生の選択を迫られる事情は、よくわかる。あと、地元に残った人間に対しての後ろめたい気持ちも。
こういう複雑な事情は、そこに生まれた人間にしかわからない。
でも本のテーマとして描かれることで、身近な問題として伝わっていくのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
空を飛んでいるような、すがすがしい気持ちになりました。
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#青く塗りつぶせ
#阿部夏丸
#ポプラ社
実在するかわからないが、人口500人程度の小さな島で起きる、子どもたちが起こす素敵な物語。セイもミナミもタクミもカイトもさわやか!誰かのために動く、何かのせいにしない。いいな、こんな子ども時代‼️と思いました! -
最初の方はあんまりか?と思ったけど、結果爽やかな読後でよかった。小学校高学年から。
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さわやかな本。
海をみたくなります。 -
父親の転勤を機に、母親と人口500人の小島に移り住んだセイ。実は前の学校でうまくいっていなかった。
島では、気の合う友達と海で魚をとったりバカ話をしたりして、ストレスのない毎日を送っていた。
そんな島に両親の死後、不登校になったカイという少年がいた。同級生として何か力になれないか。