水底図書館 ダ・ヴィンチの手稿 (ポプラ文庫ピュアフル か 9-1)
- ポプラ社 (2022年1月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591172230
作品紹介・あらすじ
東京駅の地下に佇む「水底図書館」は、世界中の稀覯本を収集する図書館だ。
希少な稀覯本の取引の場にもなっており、世界中から腕利きのディーラーが集う。オークションで競り落とすには、「持ち主にふさわしい」と館長の五色に認められる必要があり、あらゆる駆け引きも熾烈。司書の未森は、古書ハンターの秋に振り回されながらも、権謀や外敵から本を守り続けている。
そんなある日。五色が何者かに襲撃されて――
感想・レビュー・書評
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電子書籍でゆっくり読了。
いってみたいと思わせる水底図書館。
完結してるけど、またまだこれから続きそうなお話。
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初めましての作家さん。
地下にある秘密の空間・・・それだけでドキドキもの。
発見された希少本をオークションにかけるとはいえ
競り落とすわけではない。
その本を持つにふさわしいと判断した者に言い値で与える。
図書館は、紹介制となっており、案内されないと入れない。
しかし、五代目館長が襲われ意識不明で入院。
犯人探しと、本を巡っての駆け引きやら策略という
背景が面白いです(ΦωΦ)フフフ…
なぜ人は物語を作り、あまつさえ他者と
共有しようとするのだろう?
図書館への扉を探したくなります。 -
作家さんが好きなので読みました。
私は面白かったですよ。
話のテンポも良くて。
この図書館想像するだけでも
ワクワクしました。
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図書館がそんな仕事していいの?訳がわからない
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東京駅の地下にある秘密の図書館。
しかも巨大な二重の水槽の中にあるというのがすごく素敵。
オークションの場でもあり、取引される稀覯本にまつわる4編の連作集。
敵対する窃盗団"笑う猫"や"Ark"という団体など謎は残っているので、続編に期待。
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実際に東京駅の中にこんな綺麗な図書館があったらいいなと思った。