とんかつの ぼうけん (ポプラ社の絵本 87)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 255
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591174494

作品紹介・あらすじ

ある日、とんかつが空を飛んで逃げだした――。

「かつどんなんて なりたくないよ!
ちがう たべものに なりたいの。」
さあ、とんかつのぼうけん、はじまりはじまり。

かわいいけど、ちょっとなまいき!!
主人公の「とんかつ」にハマる、
思わず笑っちゃうユーモアたべもの絵本。

いったい、とんかつは何になるのかな?
最後はゲラゲラな結末が待っています。

感想・レビュー・書評

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  • トンカツ料理のバリエーションが色々なので、トンカツを使った料理の知識が増えそう。

  • 絵がユニークで、とてもダイナミックな表情や動きを見せてくれるのが楽しい。ストーリーはシンプルだけど、絵の雰囲気だけでも読んでいて楽しいと思います。

  • 揚げたてのとんかつはカツ丼だけではないメニューを求めて飛びだった。
    ぶた牧場の上を飛ぶのはブラックユーモアだな(汗)

  • とんかつの冒険とても面白かった。とんかつがお店を逃げ出していろんな食べ物と一緒になろうとするけれど、結局戻ってきたのはカツ丼屋さん。やっぱりカツ丼って最高だよね。とんかつ食べたくなりました。

  • とんかつのしっぽが気になった。

  • 「とんかつ」だけに耳、鼻、しっぽの形が豚になっているところが、ユーモアがあっておもしろいです。冒険をした結果、いつもの場所が安心するんですね。「たまごのおふとん」という表現が気に入りました。

  • 「にんきのない かつどんなんて なりたくないの」と言って とんかつ屋さんを飛び出した とんかつ君。
    カツカレーは辛いし、カツサンドはパンにはさまれてせまいし、とんかつ定食は包丁で切られるからこわい!結局かつどんが良いね。となるお話。
    味のある絵で楽しい絵本。かつどんが食べたくなる。

  • 2才次男が好きな一冊。「せまいよ!」などの分かりやすい言葉と絵が好きなよう。

  • 本を読む以外にも楽しませてくれる要素があって
    楽しい一冊ですね

    隣の芝生は青い…誰もが思った事があるものです

  • かつどんやさんのとんかつが逃げ出した!
    「ちがう たべものに なりたいの」

    カツカレー、カツサンド、とんかつ定食…
    どれも納得できない。

    疲れ果てたとんかつ、落ち着く先は、やっぱりね。
    「けっこう かつどんも いいじゃないの!」

    結局、なんだけれど、自分で納得した結論は全然違うよね。

    よく似た児童書を思い出しました。
    『そらとぶこくばん』(ねじめ正一)。
    こちらは黒板の転職のお話。
    https://booklog.jp/item/1/4834010007

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著者プロフィール

1965年、東京都墨田区生まれ。玄光社「ザ・チョイス」で長新太
や吉田カツの審査により入選。『このすしなあに』『はしれ!やき
にくん』(ポプラ社)、『このおっぱいだあれ』(サンマーク出版)、
谷川俊太郎との共著『そのこ』(晶文社)など絵本の著作多数。
現在、『小説宝石』にて文芸漫画「文士文豪妄想日記」連載中。

「2012年 『猫とスカイツリー 下町ぶらぶら散歩道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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