- Amazon.co.jp ・マンガ (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592132127
感想・レビュー・書評
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・鬼のみちゆきーこの世は目に見えない幾重もの層が重なってできている。辻は異層とも交わる。真葛、登場。
・天邪鬼ー長寿の木にも魂はやどる。像を結べばなおのこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
菅原道真の怨霊を道真が作った詩を詠むことで鎮めるシーンが凄い。
「悪霊に対するのに必要なことは恐れでも敬いでもなくて理解」むむ、素晴らしい。これはでも、悪霊に対することだけでなくて生身の人間にも言えることなのではないか…?
式神を操る晴明に翻弄され腹を立てる博雅が面白い。それと道真の詩の解釈を晴明から聞いてボロ泣きするところもいい。クールな晴明とホットな博雅、この2人が好き。 -
すごく平安時代を感じられる。絵がきれいすぎ。真葛めごい。
道真と道長を勘違いしてて「ん?」ってなった←
晴明すてき。 -
造本/祖父江慎+大津千秋(COZ-FISH)
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第2巻は、「鬼のみちゆき」と「天邪鬼」の2話が収録されています。
「天邪鬼」は原作の内容を踏襲していますが、「鬼のみちゆき」は平安京を設計した藤原基経の意図によって都に呪が張り巡らされていたことが晴明によって語られ、また都の人びとを震撼させていた菅原道真の霊との対決のシーンが含まれるなど、コミック版にオリジナルの展開もあります。 -
2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1037.html
陰陽師 (2) (Jets comics) 朱雀 (スザク)
朱雀は南方を守護する神獣とされる。翼を広げた鳳凰様の鳥形で表される。
「鬼のみちゆき」
盗賊赤毛の犬麻呂は、逃亡中に晴明の住まいに入り込むが逃げだし、羅城門にたどり着いて鬼に出会ってしまう。
都を七晩かけて登ってくる鬼の一行の正体は?
民部卿元方の娘祐姫(すけひめ)の怨霊、道真の怨霊。
三つ巴のバトル、それに対抗する晴明。
悪霊に対するのに必要なのは恐れでも敬いでもなく「理解」だとか。
博雅に届いた「歌と竜胆の花」を手がかりに 謎が解き明かされる。
「天邪鬼」
齢千数百年の檜の古木が四つに切られ四天王が彫られた。
四天王が足で踏みしめる邪鬼も作られたが・・・。
気を込めて作るものには、順番が大切ということかも。
2015/11/13 友人に借りる。11/14 読み始め、一気に読み終わる。 -
2015.12.5市立図書館(長女)
朱雀の巻「鬼のみちゆき(中編)」「天邪鬼(短編)」
「鬼のみちゆき」盗賊犬麻呂からはじまって、女の鬼の乗った牛のひかない牛車が内裏へ向かう話。菅原道真を道真自身の詩をもって鎮めるところがすごかった。
「天邪鬼」東寺の仏師のもとから逃げ出した邪気が山道で悪さをしていた話。
ポーカーフェイスの晴明とすぐ顔に出る朴訥でピュアな博雅のかけあいがおかしい。陰陽道の世界がさまざまに奥が深くて、このさき歴史や古典、そして「RDG」や「家守綺譚」のような和ものファンタジーを読みなおすときに世界が違って見えてきそう。 -
全体的に1巻ほどのインパクトに欠ける印象がある。でも出来が悪いという感じはしない。あとこれは僕の読解力の問題もあるんだけど、セリフ回しや状況を理解しづらいところがある。もう少し次は集中して読まねば。
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怖いよー
結局、菅原道真の呪い -
平安京の区画にこめられた意味など、けっこうマニアにはたまらない話だけど、ちょっと難しいかな…。
大陸から渡ってきて日本独自に進化した陰陽道について学んでみたくなった1冊。