- Amazon.co.jp ・マンガ (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592132189
感想・レビュー・書評
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「安倍晴明 天の川に行きて雨を祈ること」
若狭から吉野までを旅して雨乞いをする。
地図を見ながら読むとまたおもしろそうだと思った。
昔の人は、現代より本当に特殊な力を持っていたのか、もっと「命のめぐり」に敏感だったのか。
今回も、自分にも忘れた力があるのかもしれないと思いながら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
造本/祖父江慎+大津千秋(COZーFISH)
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闇だな。
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この巻は、「安倍晴明 天の川に行きて雨を祈ること」の一話のみで構成されています。
日照りがつづく京の都で雨乞いの儀式がおこなわれることになり、陰陽寮の加茂保憲も駆り出されることになります。しかし晴明は、奉納する瓜を保憲に預けて、彼自身は博雅とともに六つの地を訪ね歩き、この天地を構成する水のエレメントの神秘に参究しつつ、彼自身の心の奥底に渦巻いていた保憲との反目意識についての自己内対話がおこなわれることになります。
ストーリー構成について見るならば、ほとんど破綻をきたすといわなければならないほど、本筋を外れた描写が延々とつづくのですが、それでもあまり退屈することなく読むことができるのは、秀麗な絵の力のおかげでしょうか。 -
8巻読了。
安倍晴明が博雅を連れて、雨乞いの旅をする話。
凡人だったはずの博雅がどんどん霊的な力を付けて(本人それと知らず)、晴明とコンビのようになってきました。
今回は山の描写が多かったけれど、背景がいちいち素晴らしくて、著者の画力に感心する。 -
雨ごいの話。
(2001年05月05日読了) -
8巻が一番好きです。9巻以降はわたしのあほな頭にはやや荷が重い