秘密: トップ・シ-クレット (1) (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
4.03
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本棚登録 : 1997
感想 : 240
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592132349

感想・レビュー・書評

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  • 後半はお話が違うのですが、前半のあのお話で私の心ロックオンです!
    なんだよ、おじさま。素敵な恋愛してるんじゃないの♪

  • 全編通してBL臭が漂ってます。それが気にならない人にはおすすめ!

    捜査方法や展開など、ツッコミどころが多少ありますが、なんといっても心理描写が素晴らしい。

    事件内容はもちろん、故人の脳を調べ、生前の“画”を見ることに対する捜査員の葛藤、世間の目、犯人との脳の駆け引き…。リアルで胸を打つシーンもしばしば。

  • 脳を直にスキャンして、その持ち主が見ていた映像を再現することによって事件の解決に役立てる。
    その読み取って解決にあたる人たちの話。

    最初の大統領の話がとても好きです。タイトルが秘密というのが、また物悲しい。
    そして連載になってからの話は、より重厚になっている。

    脳を直に、というのと、そこまでしなくてはならない犯罪だというのでグロい描写もありますが、そういうのが大丈夫な方にはオススメ。FBI心理捜査官とかが大丈夫なら大丈夫。

    先が楽しみだけど、テーマが重いのと情報量の多さに、読むのには時間がかかります。

  • 再読。死者の脳をスキャンして、彼らが生前に見ていた画像から犯罪捜査をするという、近未来サイコサスペンス。清水玲子はミュシャを彷彿とさせる端正な絵とグロテスクな描写の対比がセットになることが多いですが、この作品もそうです。スプラッターが苦手な人にはお勧めできません。

  • 初版で読んだ記憶があって、本屋で10巻が平積みされていたので久しぶりに読んでみるかと買ってみたのだけれど、やっぱりエグい。

    「死体から脳を取り出して、その記憶を見ることができる」という設定もさることながら、そこでシリアル・キラーの視点(パラノイア)な世界で画的にもメンタル的にも超エグい!すごく綺麗なのにエグいの一言に尽きる。そうじゃない第一話もかなり人間性をえぐりこむ感じ。

    『月の子』でケーキから幼虫わいてくるあたりでもうこの人一線越えてるんじゃないかと思っていたけれども相変わらず凄い。

    けど続きが気になる…!

  • この作者の漫画、初めて読みました。

    面白いわーー。
    薪さんがまったく30代のおっさんに見えないけど、
    立場・経歴・過去の事件の経験とかを考えたら
    30代半ばの年齢は必要だったんだろうなぁ。

    中性的で、超有能で、綺麗で、ドSで、でも脆い。
    魅力的なキャラクター作りするなぁ。と感心。

    外務大臣の娘誘拐事件が今のところ一番面白かったかも。
    「だから“まだ”警視正なんですよ。」
    かっちょえーー。

    青木の
    「どこの誰ともわからない一人じゃない。誰かの三好さんで、誰かの薪さんなんです。」
    って言葉は、色んな事件や災害の被害者に対して私も考えてたことだったな。
    いいヤツだな。

    で、主人公は薪さんなの?青木なの?

  • きれいな絵のBL系少女マンガ?なんて思ったら大火傷しますよ。

    犯罪捜査に、被害者の脳に刻まれた「視覚情報ー認識された記憶」を利用するMRI捜査。
    画期的と言われるその捜査方法であぶりだされていくのは、極限にいる人間たちの、秘密。
    それは、加害者―被害者の枠を超えて、捜査する刑事や監察医たちの精神も赤裸々に曝してしまう。隠しておいたはずなのに、いたるところで滲みでてくる人間の業。
    読みきり短編集にして、小説や映画に匹敵する超良質ミステリー。
    現在7巻まで刊行中。
     アニメになってるのを一回観たんだけど・・・・だめ、だめです(涙)。あの絵はだめですうううう・・・だったら実写でやってくれえええええええええ(号泣)

  • シリーズ始まってからずっと読んでた作品。
    清水玲子の作品がSFチックで好き。

    今回はまたエログロの路線とは
    ちょい離れてるけど、かなりのインパクト。
    人の脳の中身がもし見れたら?
    視覚から映像化されたものが脳のデータとして残っていたら?
    そんなことを考えたらワクワクする内容です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「脳のデータとして残っていたら?」
      へぇ~何かを読んでみたいと思ったまま忘れ去っていた清水玲子。結構渋い作品を描かれるんですね、、、1巻物...
      「脳のデータとして残っていたら?」
      へぇ~何かを読んでみたいと思ったまま忘れ去っていた清水玲子。結構渋い作品を描かれるんですね、、、1巻物を読んで趣味が合うか試してみよう。。。
      2013/05/16
  • 一番好きな作品。'12,10

  • 未だに、表紙の薪さんが女性にしか見えない。これで引っかかって読めなかったんだよねぇ。

    いままでにないくらいにハマっている漫画。これから先、これよりもハマれる漫画なんて現れるのだろうかと思うくらいにすべてがツボ。近未来に警察に主人公が儚げ美人(男)でしかも切ない想いを抱えている、なんて、そうそうないくらいにすきなものが盛りだくさん! 本当にすきなんです……!

    もういよいよラスト地点らしいですが、まだまだ問題は山積み。これからどうなっていくんだろう。ぜんぜん先が読めないので、続きが気になってしかたありません! 薪さんがどうか、幸せになってくれますように。なんとなーく、苦しみなくして終われない感じに、なっちゃってますけどね……。バッドエンドはやめてくれ清水先生! お願いします(切実)。

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著者プロフィール

十文字学園女子大学名誉教授。桐朋学園大学(ピアノ専攻)卒業後、NHKラジオ幼児番組「ピッポピッポボンボン」、教育テレビ「ふえは歌う」などにピアノのお姉さんとしてレギュラー出演。現在は後進の指導をはじめ、朗読ミュージカルのピアノ演奏、雑誌等での音楽あそびやリズムダンスなどを発表し好評を得ている。

「2022年 『保育のうたあそび決定版-ワクワク☆春・夏のうた-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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