トムソーヤ (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 517
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592142812

感想・レビュー・書評

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  • 最終兵器彼女で有名な高橋しん先生の一冊。
    マーク・トゥエインのトム・ソーヤをベースにしているみたいですが、原作を読んだことがないのでどのようにリンクしているのかはわかりません。

    マンガにしては分厚く、ストーリーも(SFモノ等と比べれば)あまり起伏がないので子どもにはオススメできません。大人の為のマンガ。

    しん先生の他の漫画と比べて、とても自由に楽しんで描かれているように感じます。

  • 一人暮らしを始めたころに買った本。
    引越しのさなかに出てきて、実家に戻ってきてからあらためて読み直した。

    美大生ハルと中学生タロの、ひと夏の冒険の物語。
    ほんっとに、「夏休み」という感じ。
    一冊完結ということもあって手ごろ。読了後の爽快感もなかなか。

  • 高橋しん氏の作品は大好きな私ですが、本作に関しては残念と言わざるを得ないと言うか・・・。
    他の「高橋しん作品」に比べれば、明らかに完成度が低いかなぁ・・・。

    主人公【ハル】に関しては割と丁寧に描かれているけど。
    相対するメインキャラである【タロ】とか、そのガールフレンドである【ハナ】のキャラ付けとか立ち位置が
    どうしても中途半端に感じる。

    「作品の持つ空気」みたいなのが、あまり感じられないのも、そのせいなのかなぁ・・・。

    詰め込みすぎなのかもしれない。
    もっとページ数があって、丹念に描かれる部分が増せば違ってきたのかも。

  • すきーーーーーいい

  • 夏が来ると読まなければならないような気になる作品。

    どきどきとわくわくと、現実が入ってる。

    まさに、夏。

  • いつから、大人になったんだろう。
    リスクを想定して、それに対応する方法も考える。
    そんなんじゃなかったなぁ。
    行き当たりばったりで行動して、後の事なんて考えてなくて、
    怒られて大人は卑怯だって愚痴った。

    大人なんて年齢じゃない。だからこそ線引きがわからない。
    変わっていないと思っていたのに、いつの間にか大人になった。
    いつから、大人になったのだろう。
    そんなことを考えさせられた。

    グッとくるね、この懐古主義。ノスタルジーは永遠に。

    ―あの夏は、あたしの、最後の夏
      本で読んだような小さい頃なれるとうたがいもしなかった
      くり返すことのないあたしの少年の季節

      さよなら。

      トムソーヤ
      君は、
      あの夏の名前。

  • こういう世界観は好き。子供のころに失った何かを思い返して泣きたくなる。

  • 心の隙間をついてくるんだよね。

  • 何度も読みたくなる。
    出会えてよかった作品のひとつ。

  • 夏になるとすごくすごく読みたくなります。
    年月が経つごとに、読める視点も変わって新しい発見があったりもします。
    忘れそうになっていた大切だった物事を思い出したり、懐かしく少し切ない気分にさせられます。

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