- Amazon.co.jp ・マンガ (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592177968
感想・レビュー・書評
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ひとつひとつの言葉が胸に残ります。
軽快なやりとりと、伝えるための言葉のメリハリがすごく好き。
甘やかすでもない、突き放すでもない、ただ許容する優しさと強さが遠藤さんの作品世界に漂っている気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スマリは白いキタキツネ。
他人と違うのでひとり森で無表情に暮らしてる。
でもかわいい三つ子の弟たちや性格の悪いタンチョウたちとけっこう楽しく暮らしているのかも。
イタチ親分が好き。
この著者は絵がきれい。
続編ないのかな?
(2005年08月15日読了) -
遠藤淑子のコミックは必ず買ってた。今さら文庫買いなおすのもなあー
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遠藤先生の動物ものはやっぱり良いです。どの回もラストの余韻がなんともいえない。
すばらしい瞬間を体験して感動したような、それでいて胸が痛いような、でも自分ではどうしようもないような。
理不尽さがあるんだけど、それでいて打ちのめされない優しさがあります。
遠藤先生の他のどたばた物も好きなんだけど(他の作品にももちろん感動シーンが織り成されていますが)、これは特にオススメです。
ちなみに私が好きな回は「スマリの森」「シード」「グースベリー」「スマリたち~その1~~その3~」です。
どんな風に好きかという感想を書くよりも、とにかくひとつひとつの言葉が奥行きのある作風だと思いますので、引用を読んで気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
そして、この本を読んで好きだなあと思った人には、「ラッコはじめました」の中に入っている「雷鳥さんさようなら」もぜひぜひおすすめします。 -
泣かされました.....。