- Amazon.co.jp ・マンガ (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592195429
作品紹介・あらすじ
身体が女になったら、クラスメイトの男子・成海が気になる…? 男子中学生の相楽は「羽化」という現象により女の身体になってしまう。秘密を知った成海に心配されるうちに、相楽は徐々に成海を意識してしまう! だがそれを認めたくない相楽は──!?
2015年3月刊。
感想・レビュー・書評
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羽化した自分を受け入れられない相楽、迷う成海、黒川さんの秘密……まだ霧が晴れない第2巻。
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anotherの方が「彼女になる日」本編(?)よりホモフォビア描写は少な目で好み。
男同士の恋愛はおかしいという切り口は同じなんですけどね。
うまく本編(?)もanotherも恋愛には性別は関係ない的展開にならないかな。 -
男子から女子へ肉体が変化する「羽化」って現象の設定が面白く、なおかつ、それをストーリーで巧く活かしている、と感じる
また、線一本が丁寧に描かれている印象を受け、性別の反転から生じる特異な色気を醸しているようにも思えた
本家(?)である『彼女になる日』と比較すると、斬新さやインパクトにこそ欠けるが、奇妙な三角関係が成立している分、ストーリーに厚みがあって、読み手に「続きが気になる」と思わせるだけの力がある
各々が、自分の恋心を把握できない、当たり前の事をしっかり描いている点も、高評価。特に、成海が元・男でライバルである相良の、否定しきれない変化に戸惑い、アタフタする様には愛おしさすら覚えた
終盤で起こった、三人の均衡が崩れかける事態、これが今後、どう効いてくるか、が期待できる
しかし、困った事に、この『彼女になる日 another』(2)、読み切りの『Sの回顧録』が本編を丸呑みするほどにインパクトが強い
少女漫画としての枠にギリギリで収まっている、SMを題材にしている、アブノーマルな恋愛漫画
恐らく、どノーマルである小椋先生が描いているからこそ、SMの異常性が際立っているんだろう
ちょっとした事で、違う世界の扉を簡単に開いてしまい、これまで歩いてきた道を呆気なく逸れてしまう年頃の高校生の男女を主軸に据えている点が、また好い。ヒロイン側がMってのも、個人的にはポイントが高い
改めて、SMの奥深さを感じた
一度こそ踏み止まったものの、自分の皮一枚下にある欲情と合った目が外せなくなったゆえに、境界線の向こう側へ跳んでしまった夏川、「欲しい」と言う感情を抑制できず、相手からの愛(痛み)を懇願し、ついには無垢な少年に毒牙を突き立て、己の世界に絡め取った櫻井の、救いはないが満たされ続ける「これから」が実に気になり、むしろ、この読み切りをベースにした連載を開始して欲しいほど。この二人だけでなく、SMの魔性に魅せられた他の咎人の話も盛り込んだ短編集であると、もっと嬉しい
この台詞を引用に選んだのは、これもまた、二人で育める愛の形の一つか、と感じたので。愛の求め方、「好き」の表し方、それは十人十色。SMは、確かに、その世界を理解できない、知ろうとする気のない人からしたら、気持ち悪いだけだろう。だけど、この世の全員が全員、同じ愛し方、愛され方をするようになったら、それこそ、気持ち悪い事もない。相手を傷つけ過ぎず、裏切らず、周囲の人間に迷惑をかけないのであれば、愛情表現に規制をかける必要は、現実にもフィクションにもない、と私は思う -
みんな可愛い。
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だんだんコメディになってきてますか?
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相楽かわいいなぁ(#^^#)
成海いいやつじゃん
黒川ちゃんもいいやつだけど、
本当にそれでいいのか?
同情じゃない?
奇妙な三角関係さてさてこの先どうなる?