- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592198512
感想・レビュー・書評
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検察が下した不起訴処分が正しかったか審査する場所、検察審査会。
大変なお仕事だなぁ。
「あなたの道理はわたしの理不尽」
主人公の佐倉さんが作ったこの標語に、ついつい頷いてしまう。
道理に合う、合わない。
それを決めるのは誰ですか?
理不尽だと思うのは間違いですか?
抽選で選ばれた審査員が審査した結果は申立人が納得出来ないものであることもある。
納得出来ないと言っても、もう一度審査してもらうことは出来ない。
どうして私の言っていることを分かってもらえないのか。
そんな訴えに対応しなくてはいけない仕事って、辛いだろうな。
気持ちがあっても何もしてあげられない。
再審査は受けられないという説明を繰り返すしかないなんて。
どうか佐倉さんがただの空気ではなく、そよ風である自分の仕事に誇りを持てますように。
そしてお隣の留学生、アンドリューこと安藤竜くんと笑いあえる日々が続きますように。
続きがとっても楽しみ。
そしてもう一つの新刊も…。
柳原さんの久しぶりの新刊だぁ!と大喜びで購入したのだけど、帯を見て『高杉さん家のおべんとう』が柳原さんの漫画であることを知った。
大ショック。
本屋さんでも見たことがあるし、ブクログの他の方のレビュも読んでいたのに全く気付いていなかった…。
表紙の絵で分からないなんて、ダメダメだ。
‥買いに行かなくちゃ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミック
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検察審査会の話。まったく知らなかった制度なので興味深い。のだけど、あと一歩のところがあるかな
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検察審査会がメインの話。ある道理もその人にとっては理不尽なことで、その理不尽にどう向き合うかっていう話?主人公は検察審査会の事務官・佐倉縁。彼女の隣の家に外人イケメンオタクのアンドリューが引っ越してきて…。その上、イケメンエリート弁護士なのに隠れオタクの谷崎とも知り合いになって…。
「高杉さん家のおべんとう」の柳原さんの新シリーズ。けっこう面白かった♪縁ちゃん、どっちとくっつくんだろうね。 -
理不尽に不起訴になってしまった処分をもう一度査証し直す、というお仕事の話。
おたくなイギリス人(かなりイッてる)とおたくの弁護士のどっちとくっつくのでしょう。笑 -
検察審査会を中心としたマイナーなお話。
好きだっ!最後迄気づかんかったけどおべんとの柳原さんだったんだ!どーりで既視感な筈。アンドリューくんと縁さん、どーにかなっちゃえばいいのに。 -
昔から読んでる作家さんなので買ってみた。
初めて「検察審査会」なるものを知った。
世の中は色んな仕事があって、色んな理不尽がありますね。 -
「あなたの道理は わたしの理不尽」
「理不尽を流さなかった心意気だけは尊敬できますな」
第1話から(申立第1号)から話に引き込まれます。